SATISFACTORY~満足工場~②
前回までのあらすじ
スタンガン一丁で未知の惑星に放り出された瀬場拓郎とヴァシリ。
さっそくアルマジロに似た現住生物と戦いつつ、鉄鉱石を採掘して本部となるHUBを建設することに成功する。
HUBにアイテムを投入し、アップグレードを進めていく彼らは果たしてどんな工場を建設するのか?
なんか電線が作れるようになっている。
発電機も作れないのに。
電線は銅から作れる。
Vキーで周囲の資源をスキャンして、銅を探そう。
銅を発見する。
鉱脈が2つあるな。
また現住生物だ。
こいつら資源の近くにウロウロしているのだろうか。
倒す。
なかなか手ごわい。
こいつらを倒すと肉片みたいなアイテムが手に入るのだが、何に使うのだろう?
焼いて食うのか?
今は何もわからない。
鉱脈の上にある岩を採掘しますか。
次のアップグレードに至るには、鉄板と鉄のロッド、ワイヤーが必要らしい。
コツコツ作りましょう。
よし、材料を全て投入して―――
GO!
HUBがオレンジ色になったぞ。
すげー、ちゃんとベッドも2人分ある。
トイレもある!
やっぱそういうとこ大事だよな。
今までいろんなゲームやってきたけど、トイレがあったのはARKとこのゲームだけだわ。
でも紙は無い。
ウォッシュレットかな?
キッチンもある。
いずれはここで料理とかするのだろうか。
次は電柱を作れと言う。
こいつがなければ電気が使えないようだ。
電柱を作るにはコンクリートが必要で、コンクリートは石灰石から作れる。
というわけで石灰石を探そう。
意外と近くにある。
なんだこれ。
ベリル・ナッツというらしい。
ピスタチオみたいで美味しそう。
さっそく装備して食べる。
体力が回復した。
1つにつき0.5マス分の回復量である。
いっぱい食べなきゃ。
石灰岩を発見した。
携帯式掘削機を設置しつつ、採取を行う。
ヴァシリ「ナメクジがいるぞ」
瀬場「ナメクジ?」
確かに遠くに光っているものが見える。
うわっ、でかいナメクジだ。
とりあえず攻撃する。
ヴァシリ「瀬場はとりあえず攻撃するよな」
攻撃が効かない。
Eキーで採取できるようだ。
何に使うか分からないが拾えるものは拾っておくぜ!
さてと、これで電柱が作れるようになったわけだが肝心の、電力を生み出す発電装置はどうやって作るんだ?
あっ、HUBの裏側になんかあるぞ。
もしかしてこれが発電機ですか?
ヴァシリ「そうだよ」
じゃあさっそく電柱を設置して―――
鉱石をインゴットに換える製錬炉を作ってみよう。
とりあえず出来た。
オレンジが物を取り込むところ、青が物を出すところのようだ。
鉱石を入れる。
もちろん、電力供給がないので、動くことはない。
で、この電柱がどうやって電気を供給するというのか。
どうもワイヤーから作れるケーブルってのが必要らしい。
おっ、行けそうだ。
一つの電柱につなげられるワイヤーは4つか。
うりゃ! まず製錬炉に一つ。
そんでHUBの発電機か。
製錬炉から伸ばせそうなものだが、電柱からしかワイヤーは繋ぐことが出来ないみたいだ。
接続。
HUBについている発電機はバイオマス・バーナーというらしい。
なんか有機物を燃やせばよさそうだ。
とりあえずその辺で拾った葉っぱを入れてみる。
こいつ………動いたぞ!
銅のインゴットを精錬する炉も併設して、まずは我が満足工場の記念すべき第一歩が踏み出されたわけである。
次のアップグレードに必要なアイテムは鉄板とケーブルとコンクリートか。
工作台で作れないこともないが、そろそろ上のステップへ足を踏み出したい。
そう、製作機だ。
こいつを作って必要な材料を入れれば、アイテムを自動で作ってくれるのだ。
その製作機を作るために必要なのが強化鉄板だ。
強化鉄板をつくるには、鉄板とネジが必要である。
もちろん鉄板とネジも作る。
1の楽をするために10の苦労をするのがこのゲームなのだ。
よく見たら次のアップグレードでコンベア・ベルトが解禁されるではないか。
これ来たらもう、本格的な満足工場だよ。
というわけで頼むぜ製作機。
製作機がアイテムを作っている間にHUBの中を探索する。
このコンソールは何に使うのか。
ヴァシリ「特に役には立たないよ。雰囲気を楽しむものだよ」
このゲーム、例の如くアーリーアクセスなのでまだ実装されていない要素が多いのだ。
っていうか、俺らのやるゲーム、アーリーアクセスばっかりだな。
そんなことを話している内にアイテムが揃ったぞ。
ガショーン!
何が変わったのだろう?
よくわからん。
ヴァシリがなんか興奮してHUBの上に乗っている。
そんなことより次のアイテムだ。
内容はそんな変わらんな。
コンベアを作れるようになったんだから、早速作ってみよう。
おお、こんな感じか。
これを製錬炉につなげると、インゴットがこのコンベアの上を進んでいくという。
こいつはコンベアを支えるポールのようだ。
当然だが、伸ばせる距離には限界があるのだろう。
製錬炉と製作機をコンベアで繋げる。
作るアイテムを設定して―――
製作機に電線を通し―――
システムが稼働した。
さーて、アイテムが作られている間どうするかな。
ん? なんかいる。
鳥だ。
ヴァシリ「かわいい」
ゼノ・ザッパーで攻撃してみる。
ヴァシリ「ちょっと、何で攻撃するの!」
ヴァシリ「なんで攻撃するの!」
肉でも落とすかと思ったら、何も落とさない。
瀬場「よし、次からは攻撃しない」
ヴァシリ「生き物見たら片っ端から攻撃するのやめようよ」
ヴァシリも甘いことを言う。
この世は所詮、やるかやられるかなのだ。
というわけで次のアップグレードを実行する。
コンソールの上になんか追加された。
あっ、発電機が2個になってる。
採掘機が作れるようになった。
こいつは携帯式掘削機と違って、無限に鉱石を掘ってコンベアで精錬機に供給することが可能なのだ。
あと貯蔵コンテナも作れるようになった。
読んで字のごとくアイテムを貯蔵します。
石灰石の鉱脈に採掘機を設置し―――
電気を通すために電柱を設置する。
電線の距離は意外と長く届くので、こまめに電柱を置く必要は意外とない。
コンベアも付けて―――
おお、採掘してる。
同じく鉄鉱石や銅の鉱脈にも採掘機を置いて、コンベアを伸ばそう。
銅の鉱脈は少し遠いから、コンベアも長くなるぞ。
ヴァシリ「コンベアポールは、いったん設置して視線を変えると高さが変わるぞ」
瀬場「そうなの?」
瀬場「本当だ」
コンベアを伸ばしていく。
製錬炉まで繋げた。
おお、鉱石が流れとる。
この銅鉱石が銅のインゴットになり、製作機でワイヤーに変換されるわけだ。
そしてワイヤーは、自動的に貯蔵庫に蓄積されていき、必要になったらここから取り出せばよい。
オートメーションが着実に進みつつある。
今はまだ単純だが、ここからどうなっていくのか。
続く。
今回の冒険をまとめたマガジンはこちら↓
https://note.com/moon6921/m/m5834041e6b31