瀬場拓郎とヴァシリのVALHEIM北欧神話:3
記事をまとめたマガジンはこちら→◆
前回までのあらすじ
最初のボス、エイクスュルを倒した我々は、何か疲れたし外も雨なので、家の中で座り込んでダベっていたら森が動いている……という警告を受け「なんやなんや」と思っていると敵の襲撃を受けたのである。
「ちょっとなにこれ」
家の窓から敵を弓で撃つが、すごいたくさんいる。
「外に出て迎え撃ってやるぜ!」と、思って外へ出るも多勢に無勢でボコボコにされて殺された。初死亡。死亡するとアイテムをその場に残してベッドからスポーンされる。
装備を取り戻して家の中に入り、チマチマ弓で応戦することに。そう簡単に家も壊れんだろ。
しばらくすると敵が帰って行った。助かった。すると「聞け、戦士よ」という表示が。フギンさんですか? でも姿が見えない。
こいつ、直接俺の脳内に話しかけている!
と思ったら外にいらっしゃった。雨がすごいし中に入ってもいいんですよ。
どうも時々、敵が拠点を襲って我々の防御力を試そうとするみたいだ。面白いシステムだと思います。俺はこれをARKでやりたかったんだよ!
家の中に戻って雨風をしのぐ二人。エフェクトも相まって何か失敗をして落ち込んでいるようにも見える。ちなみに右上の濡れているという表示が無くなると体が乾くのだ。
気を取り直して散策だ。
おい待てなんかいる。
「何か来た! 何か来た! 何か来た!」
「トロールだ!」
既にヴァシリは何回かトロールに接触し、仕留めているので落ち着いた対処をしている。こいつには距離を取って弓が有効なのだ。
「ちょっ、立体機動装置が無いから弱点のうなじが狙えない!」
「進撃の巨人じゃないから」
馬鹿なことを言っている内に叩き殺された。
パンイチで復活する。
ヴァシリも死んでんじゃねーか。
ヴァシリがダンジョンを見つけたというので行ってみる。すると例の如くフギンさんが現れる。
「聞け、戦士よ。」
「あ、はい。聞きます聞きます」
この世界のあちこちにあるダンジョンには失われた文明のアイテムがあるようだ。
とりあえず行ってみましょう。
初っ端からスケルトンの猛攻を受けて体力を回復するために座り込む二人。
探索を進めるとこうした赤いキューブを発見することが出来た。
こいつはスルトリングの核と言って、溶解炉や溶解炉の燃料になる炭を作る炭焼き窯の材料になる。いっぱい集めよう。
「うわああああああ! 何かいる!」
途中でヴァシリが騒ぎ始めた。何事だろうか?
「お前には見えないのか、瀬場!」
どうもヴァシリにだけ見える敵がいるらしい。何か怖い。
と、思ったら洞窟でイノシシに遭遇。
「え? イノシシ? どこにいるの?」
どうも今回は俺にだけこのイノシシが見えているらしい。おそらくバグであろう。
ダンジョンにあるルーン文字に触れると、次のボスの位置を知ることが出来た。どうやら長老という敵らしい。
溶解炉を作る。するとまたフギンさんが現れて解説を始めた。
家が手狭になって来たので2階を作ろう。
ちょっ、また敵が襲撃してきた。
作りかけの2階から応戦する。あいつら溶解炉を壊そうとしている!
それでも何とか撃退した。やっぱ石で出来ているだけあって、溶解炉はめちゃくちゃ固い。
前回戦ったボス、エイクスュルから採れた固い鹿の角からつるはしを作る。
「聞け、戦士よ。」
こ、この感覚は!
いた! フギンさん!
黒い森の地面には銅が、海岸にはスズが採れると説明してくれた。そんなことをわざわざ………ありがとうございます、フギンさん!
でもまずは2階を作らないと。もう物を置く場所がないので。隣でヴァシリが強そうな武器を持っている。確か鹿砕きだったかそんな感じの名前だった気がします。
着々と出来上がっていく2階部分。
ときどきこのような労働災害を起こしつつ―――
2階の屋根を作るんですがこれがめちゃめちゃ難しい。
というのも、このゲーム、ARKの適当建築と違って、ちゃんと物理的な支えとか、力学を考えないと作れないし、作っても崩れてしまうのだ。たとえばこの画面の赤くなっている屋根は、力学的にちょっと無理のある屋根で、これ以上、接続すると崩れてしまう。
だからちゃんと梁とか柱を通していかなくてはならんと思うんだが、今現在も試行錯誤中です。
「ウィキを見ろ」とヴァシリが言うけど、ウィキを見たら発見の楽しみが薄れるでしょ。
でもやっぱよくわかんねぇな。
2階作りも一段落したので、銅などの鉱物資源を掘っているヴァシリを手伝う。
「オラアアアア!」
ドゴーン!
派手なエフェクトだが、しかし得られたのは石ころが二つである。そう、この銅鉱脈を掘って得られるほとんどは石なのだ。
とにかく銅鉱石は得られたが、炭を焼く窯を作るため、ダンジョンへ押し入る。ちなみにこのゲーム、アイテムがリスポーンしないため、スルトリングの核が欲しければダンジョンを探すしかない。
炭焼き窯を置く。でかいな。
とりあえず燃料になる木をくべて―――
ヴァシリと2人、座り込んで待ってみる。
「とりあえず銅とスズで青銅が作れるから、それで青銅の斧を作りたい」
「鉱石重いから所持重量増やしたいよねー」
「バックパックとか作れんのかな?」
などと談笑していたら炭焼き窯から炭が勢いよく射出された!
「うおわっ!」
てっきりARKみたく、炭焼き窯にアクセスするものかと思い込んでいた俺たちは、射出される炭に驚愕し、てんやわんや。
「ガシャポンみたいに出て来たな」と、ヴァシリ。
何はともあれ、鉱石を焼いてみましょう。
「あ、この四角い穴から炭をいれて、反対側の丸い穴から鉱石を入れるみたいだな」
ヴァシリが二つの材料を投入する。
ズルリと鉱石が出て来た。これも炭と同じシステムらしい。
炭焼き窯から次々と出てくる炭。なんかウンコみたいだ。
新しく鍛冶場を作る。作業台と同じで、ここでもアイテムを作る。銅とスズを合成して青銅を作成した。新しいレシピが解禁される。
ヴァシリと一緒に鉱物を探索する。
黒い森に打ち捨てられた廃屋を発見する。
内部に作業台を設置すれば、補修や解体、建築が可能になる。ここを拠点ないし、休憩所にしよう。
廃屋の屋根を見て、作り方を学ぶ。へぇ、こういう方法があるんだ。
焚き火を置く。このゲーム、レトロなグラフィックをしているが高度な物理エンジンを積んでいるため、屋内に焚き火を置いても排煙ルートを考えないと内部に煙がこもって窒息死する。また、安易に屋根を開けても雨で焚き火が消えてしまうので、その辺り頭を使う必要があるのだ!
いい小屋が出来た。寝よう。
続く。