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一番主義やで。 #311

ナショナルブランドメーカーも占有率を高めるために、その地域ごとの1番の店と組むねんで。

1番というのは、2番や3番とは圧倒的に値打ちが違うねん。
相手からしたら、2番も3番も4番もどんぐりの背比べやねん。
とにかく1番でなかったらあかんねん。


そやけど、総売上高1番では何の意味もないねんで。


例えば、食品をこの地域で1番売っているではダメやねん。
牛肉を1番売っている。和牛を1番売っている。
これらもダメやで。

100グラム300円前後の肉をこの地域で1番売っている。
でなければあかんねん。
これやったら大衆を対象にしてるからええねん。


商品ライン(特定の価格帯)内寡占化の前提なんやで。
大衆品、実用品に属する価格帯の中で圧倒的な占拠率を持つことが大事やねん。
寡占とは65%以上を取ることが本来の目的やねんから。


衣料品を1番ようけ売っている。
というのはダメで、我が社は小売価格で980円から1980円の間のセーターの需要の65%を売っている。のやったら素晴らしいやん。
1万円のセーターを1番ようけ売っているようではダメダメやねん。


同じようにこの地区の昼食需要を1番占めている。もダメやねん。

単価300円から400円の昼食需要の65%を占めている。と言えてこそ、ほんまの1番やで。


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ほなねー。 

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