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人時生産性が低すぎて、労働基準法違反という悪循環に陥っています。 #475

人時生産性は重要な経営効率やねん。
粗利益高を人時数で割ったものやから、分母である人時数、つまり作業の総量を減らしたら人時生産性は上がるねん。

そやけど、人時数を減らさずに、そのままで生産性を確保しようとしたら、必然的に粗利益高を高く設定せなあかん状態になるやん。

現場での人時生産性は、安定のためには6000円以上必要やねん。
安全のためには8000円は必要やなのに、ほとんどの会社が3000円しかないやん。平均して現状の2.5倍にならなあかんねん。

平均人時生産性が8000円以上あるのは、パチンコ屋さんやで。
会社によっては、12000円とか6000円割っている所もあるねんけど。
また、同じ会社でも店によって違う場合もあるねん。

それ以外のフォーマットでの人時生産性は低すぎるやんか。
いちばんダメなのは美容院で2000円前後やねん。
フードサービスも2000円前後のところがあるで。

2.5倍にするってことは、言い換えたら、現状の作業人時数を5分の3以上削ることを意味してるねん。
1000人時なら400人時にせなあかん。

これって、能率で上げることだけでは不可能やんか。
作業システムそのものを変えへんかったらムリやで。

作業の種類数そのものを減らすことから始めてや。
そうせな、あるべき人時数は減らせれんで。

効率向上策で削減できるって、せいぜい1割から3割やん。
従来からの作業ごとの効率を上げる努力よりも、その作業をせんでええ状態にしてや。

作業そのものをやめるのか。
作業の回数を減らすのか。

こうやって作業リストラをすべきやねんで。

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ほなねー

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