第二章 多様性に対応? #12
「小さな店が安くしたら・・・。」
頑張ることは大事やで。当たり前やんな。おっちゃんが言うてるのは、精神論と原理原則の両輪が揃わないと上手いこと行けへんでってことやんか。
競争商品や競争業種は今までのように売れへんから、コストを下げるしかないやんな。そやから売上を上げるのには競争がない商品やマーケットを探すんやで。
前回までのテーマがそう言った話やったやろ。覚えてる?思い出してな。
世の中には色んな情報が氾濫してるやろ。消費社会が成熟して、生活が多様化したって。こんなの当たり前の話やんな。みんなも知ってるやろ。耳にタコが出来るくらい聞いてるやろ。
マスコミやらビジネス書が経営者は、みんなこれからは多様化する消費者に対応することこそ生きる道やみたいなことを言うてたやろ。
そんなことしたら潰れまっせ。
他人は他人。僕はこうするって分かれてくるんやろ。それが多様化ってやつでないの?ライフスタイルが多様化してるって。言うてるやんな。
厄介なのは、この多様化ってやつに対応すると、どんどんお客さんが減っていくねんで。しまいには自分の商品、自分のお店のお客さん一人のためにビジネスすることになってしまうんやで。
仮にお客さんが来てくれても、それぞれ対応するわけやからコストが上がるやろ。こんな事してたら潰れるやんな。みんなもそう思うやろ?思わへん?
お願いやからそう思うてや。頼むで。
たしかに消費者って多様化してんねんけど、いかにこの多様化を画一化かするかがビジネスなんやで。ここ大事やから覚えとってな。
続きは、また今度。
ほなねー。
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