【コロナ禍妊娠&出産記】くるくる回るわが子
逆子と初めて言われたのは24週でした。そのときは
「30週くらいまでには頭下になるから大丈夫!」
と言われ全然気にしませんでした。
26週。わが子はお腹の中で斜めになってました(笑)先生に「窮屈な場所にいるねぇ。スペースたくさんあるのに」と笑われました。
28週。逆子。「前回(2週間前)とは向きが違うから一周したね」と先生に言われました。どんだけ回るのよ、とお腹の中に言った記憶があります(笑)
30週。診察室に入った瞬間に「逆子だったら今日から逆子体操してもらうよ!」と先生に言われ、ドキドキしながらエコー。
頭下になってました!
先生に「良かったね。もう大きいから回らないよ」と言われました。
32週。家の近くのクリニックで最後の健診でした。34週からは総合病院での健診。エコーをすると
逆子
「いつ回ったの?回った感覚あったでしょ?」と先生に何度も聞かれましたが、私は全然わかりませんでした。何しろわが子、胎動が毎日激しかったのです。「今日から毎日逆子体操して。そして来週診察にきて」と言われ、その日から逆子体操することに…逆子体操してみたのですが、「これで本当に頭下になるの?」と半信半疑のまま、とりあえず逆子体操を毎日しました。
そして33週。自分では頭が下になったという確信はないままクリニックへ。エコーしたら
頭位
先生はまたもや「良かったね。もう回らないよ」と言いました。
34週。出産する総合病院での健診。頭位のままでした。総合病院の先生にも「何度も逆子になっていたみたいだけど、もう大きいから回らないよ」と言われました。
36週。年末年始をはさんだため36週6日、ほぼ37週で健診しました。待合室で待っている間「あれ?しゃっくりの位置がいつもと違うな」と何だか嫌な予感がしました。そしてエコーをすると
逆子
「あれ?前回は頭位だったよね?え?回ったの?」
と先生を慌てさせてしまいました。
「この時期に逆子だと帝王切開の予約取らないといけない。お腹が張る前、38週の初めには帝王切開しないといけないんだけど…来週だね!」
と言われ、突然一週間後には帝王切開することに…。帝王切開のためにたくさん検査を受けることになり、病院のあちこちに連れていかれました…
ちなみに、帝王切開の予定日は、突然だったのと、37週でPCR検査を受けて陰性確認が取れた次の日以降でないと帝王切開できないと言われたため、必然的に日にちが決まりました。
そして38週。帝王切開前日。入院の荷物を持ち、病棟に向かいました。もちろん、1人で…。面会も立ち会い出産も中止で、退院するまで家族には会えないと事前に言われてました。病棟でエコーをすると
「あ、頭下になってるよ!帝王切開キャンセルだね。このまま健診して帰っていいよ」
明日帝王切開か、と覚悟していた私は拍子抜けしました。
「もう大きいし、回るスペースないからこれから逆子になることはないよ」
と先生に言われましたが、30週以降「もう回らない」と何度も言われ、そして何度も逆子になっていたので、私は先生の言葉を信じられませんでした。その様子を見た助産師さんは
「おかしい、回ったかも、と思ったらいつでも電話して。診察するから」
と言ってくれました。
そしてわが子はそれから逆子になることなく、頭位のまま出産を迎えました。
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