義母の嫌がらせ

昨日帰ったら洗濯物の近くで草を燃やしてた。
いつもより帰宅が早かったからわかったことだ。

普通はしない。
以前草を燃やすからと、洗濯物をとり入れてくれたり、というぐらいの人が平然な顔をしてやっていたのだ。

わざわざそこで燃やさなくてもというぐらいの近さで草を燃やす…
私はびっくりしてしまった。

だけど怖いという感情はない。
最初は怒りが湧いたけど、次第に哀れだという感情が湧き起こった。

義母ができる私達への嫌がらせだと思ったら恐ろしい。

その日は洗濯物を干していると、部屋の中からドンガン音を立てて掃除していたことも分かっていた。
何かが気に入らないんだろうな…

たぶん私達の荷物が邪魔だとか、思っているに違いない。
私にその感情が外にいてもビンビン伝わってきたのだ。

義母は私がこんなに良くしてやっているというのに知らない振りをする、関わろうとしても関わろうとしない、仲良くしたいと言ったのに仲良くしようとしない、感謝が足らないと思っているのかもしれない。

でも、私は無理して付き合う中そんなことはもうしたくなくなってしまった。

心が離れてしまった。

意見を言い合えるうちはまだ華だったと思う。

人間は裏切られ、画策され、騙され、付き合う中で本人達の意識なくマウントをとられ続けると、もう関わりを極力なくすほうが自分のためだと学習する。

関わるだけで不快でしかないのに、
傷もつくし、大切に扱われもしない。
いいことがまったくないのにどうして関われるというのだろうか…

私は祖父母の中で育ち、お年寄りへの免疫はある方だ、むしろお年寄りの方の中で仕事をし、支えられて教えられて感謝しながら生きている。

だけど、優しく思うことができなくて本当は辛い。

以前は義父母や義理の妹が好き勝手する中でも気持ちを立て直し、長男の嫁として嫁いだからには、いずれは義父母のことも見ていくものだと何処かで受け入れていたけれど、その気持ちが切れてしまった。

進んで伝えてくれるのは自分や親戚、娘の調子が悪いことや、どうでもいい話で、大事な話はいつも隠して突然に私達の気持ちを無視しして実行している。

ということは、全く私のことを信用していない。ということだ。

他人だと思っているんだと思う。

そして、その他人である嫁がついている息子には本当のことは言わない…。

主人のことを自分達の子供として大切に思っていないんだということがわかってしまい、私はショックでしかなかった。

家族ってなんなのよ…。そう思う。

だけど私にとって義家族なんてのは他人なんだよ?って教えてくれた人がいた。

私はだけど、全くの他人なら良かったとも思うの。

私は名前も変わったし、その名前で生きていくという重さを感じているのに…

そして、あの人達の大事なはずの子供との間に、命をかけて子供を産み、育てているというのにまったく大切にされない私や子供達。

そんな人を誰が大切にしたいと思えるのだろうか?  

お金じゃない。
心が全く冷たい。

義母は近所の仲良しの叔母さんに私のことを好き勝手に、言っているように感じる。

そのことでも私は悩んだ。

そうしたら心配することはない、どう見たってあなた達より強者はあちらにしか見えないと言われ、なんだかほっとしている自分もいた。

言わなくてもわかる人にはわかるんだということだ。

沈黙をつらぬくことに苦しむ必要はない。

世間は思っている以上に静観しているんだということだ。

狼が来たぞ〜と、何度も騒ぎ立てることで、自分の立場を下げてしまっていることに気がついて欲しい。

なぜあんなにお金も時間も何もかも持ち合わせているにも関わらず心が充たされないのか悪巧みばかりする…
自分のことばかり考えて人を裏切り切り捨てる行いがそうさせているのだ。
満たされない理由は何かということに気づいて欲しい。

決別して以来、いろんな当てつけを散々しているにも関わらず、自分が私に対して関わりたくても無視をすると言ってしまったからか、思い出したように挨拶してきた。

だけど私は凍りついてしまって会釈するだけで精一杯だった。

挨拶できないことに苦しんでいることなんてわからないだろうな…。
本当の私はこんなんじゃないからだ。

けれど今まで家族だからと許しすぎた。

自分の身を削りながら義父母、義理の妹に挟まれて、肩身のせまい思いを我慢して子育てしてきて、それでも距離をとりつつ仲良くしようと歩み寄ってきたのに、上手くいかなかった。

それどころかこれでもかこれでもかというぐらいいじめ続け、見下げる続けることしかしてくれない。

それがほとんどが故意でもあるし、世間には本人達が全く気づかない、悪気はないというていで困っている感をかもし出すからたちが悪い。

私はいつしか自分にも自信を失ってしまっていたことにも気づいた。
そばにいるととてつもなく自己肯定感を下げられてしまう。


もうこりごりだ。

実際に、肝心なことを黙って裏で企み、義父母、妹の思い通りにされ、もう関わることを自ら拒否しているのでは?とこちらが言いたいぐらいの、ショッキングな出来事が1年程前に起きた。

けれど、それでも幸せではないらしい。

洗濯物の近くで人が嫌がると分かっていて草木を燃やすということは、幸せな人がすることじゃない。

ある意味哀れだと思った。


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