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空気清浄機を手放した理由。

部屋の空気を綺麗にしたい。
花粉症対策のために、あった方が良いだろう。

そう思って当時は空気清浄機を買った。
でも「モノに頼る前にやるべきことがある」と昔の自分に言いたい。

その、やるべきこととは「換気」「掃除」だ。
基本ができていないうちにモノに頼っても大した効果は得られず、むしろやるべきことが増えてしまう。

そもそも換気が必要な理由

コロナで意識が高まった換気だけど、それ以前に
人がいる室内の空気は二酸化炭素濃度が上がり、ハウスダストで汚れていく。
そもそも換気は室内の二酸化炭素濃度を下げ、外の綺麗な空気に入れ替えるためにやっている。

空気清浄機は二酸化炭素濃度を下げる効果は無いので、窓を開けて換気をする習慣が無い人はまず換気からした方が良いと思う。

(24時間換気システムを使っている場合は窓を開けずに換気ができるが、換気口の掃除をお忘れなく。)

必ず必要なフィルター掃除。

エアコン・換気口のフィルター、サーキュレーター、床など、ホコリが溜まる場所は掃除が行き届いているだろうか?

すでにあるモノをメンテナンスできていない人は空気清浄機を買ってもフィルター掃除をしないことが想像できる。(過去の私)
汚れたフィルターで空気清浄機を使っていたらカビを撒き散らすようなもので本末転倒だ。

空気清浄機の購入を検討する際は、2週間に1回のフィルター掃除、消耗品であるフィルターの計画的な買い替えができるかどうかをセットで考えた方が良い。

ホコリだらけ。
この状態でも動くエアコンはある意味すごい。
スッキリ。

花粉症対策(PM2.5も)

花粉症は空気清浄機を買っても一発逆転で治るわけではない。花粉症は「チリも積もれば山となる」の精神でコツコツと対策するしかない。

我が家でやっている花粉症対策は
✔︎掃除をして部屋に入った花粉を減らす。
✔︎換気は飛散量の少ない早朝、夜にする。
✔︎洗濯物は室内干し。
✔︎花粉症の症状が出る前から薬を飲み始める。
など。

ちなみに花粉症の薬は花粉症の症状が出る前から飲むようにしたら症状が軽く済むようになった。(耳鼻科の先生も言っていた。)

何でもモノで解決しようとすると稼いだお金は減る一方だし、部屋はモノだらけになって逆に生活しずらくなる。それが、モノを減らして自覚できた。

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