「モノを減らす」を始めた経緯。
生活に、気持ちに、ゆとりが欲しかった。
常に「〇〇しなきゃ。」と頭の中はいっぱい。
片付けしなきゃ。貯金しなきゃ。運動しなきゃ。資格とらなきゃ。早く寝なきゃ。
やるべきことは沢山あるのに体はなかなか動かない。時間が足りないといつも思っていた。
片付けも後回しなので部屋は汚なかった。
身長150cmなのに体重は80キロを超えた。
何もできない自分が嫌いで、人生諦めかけていた。
そんな時にある本に出会った。
佐々木典士さんの
「ぼくたちにもうモノは必要ない。」という本。
モノを捨てて佐々木さん自身の生活がどう変わったのかというエピソードを交えながら、モノへの執着を手放す考え方を教えてくれた。
今度こそ変われるかもしれない。
この本から勇気をもらった。
よくよく考えると、物が少ない人を仕事を介しても見ていた。
それは一代で、自力で1億円以上お金を貯めているお金持ちの人たち。
銀行員だった当時に伺っていたお客様の家は、広さに対して物は少なく、いつも綺麗な部屋だった。
お金の使い方は部屋に表れる。だからお金のことをちゃんとするためにも家を片付けようと思った。
数年かかるだろう。でも年始に抱負を決めて、いつも何もしない1年になる。少しずつでも始めていれば‥と何度も後悔している。
少しずつ、1つずつでも今始めれば、きっと3年後は「あの時始めててよかった。」と思えるはず。
3年頑張って残りの人生を快適に過ごすか、
一生汚い部屋で過ごすか、どっちが良いか?
と自分に問いかけて気持ちを奮い立たせ、休日は全て片付けに注いだ。
そしたら気持ちと行動に余裕が出来てきた。
家が整うほどに行動的になり、片付けも楽しむようになった。
片付けを決意してから6年ほど経った今、まだまだ発展途上だけど、何事も前倒しで行動できるようになり、生活にゆとりが生まれた。
行動を始めた6年前の自分にありがとうと言いたい。(協力してくれた夫にも感謝。)
何かを得るには、何かを捨てなければならない。ということを実感している。
心と時間のゆとりを手に入れるために、私はモノを手放した。