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土鍋炊きと炊飯器を比較。

美味しいお米が食べたい。
電化製品を減らしたい。
そう思って土鍋炊きにして半年ほど経った。
土鍋炊きにしてみた感想をまとめてみた。


◎土鍋で炊いたお米はやっぱり美味しい。

手間がかかるから美味しく感じているのかもしれないけれど、約5万円の炊飯器より1万円の土鍋の方が美味しく感じる。味だけで見ればコスパは土鍋の勝利。

安い米でも美味しい。

◎定位置の違い。

炊飯器はコンセントの差し込み口があって蒸気が出ても支障がない場所が定位置になる。なので大半は出しっぱなしだと思う。
一方土鍋は収納場所が限定されないしコードが無いので、キッチンの見た目をスッキリとさせることができる。
電化製品の醸し出す生活感を減らせて嬉しい。

◎掃除について。

炊飯器本体(外側、内側)、本体の下などの掃除は、気になりながらも後回しにしがちだった。
でも土鍋はご飯を炊くたびに本体ごと洗うし、炊飯器の内蓋のような複雑な形もしていない。
土鍋にしてから掃除はシンプルになった。

△保温はできない。

冷やご飯は温めずに食べている。
どうしてかというと温めなくても美味しいし、冷やご飯は体にも良いと知ったから。保温は我が家には不要な機能だった。

△予約炊きはできない。

外出中に炊いておいて欲しい、ということなら土鍋炊きは厳しい。土鍋は火にかけるので在宅中にしか炊くことはできない。
帰宅後にすぐに炊き立てを食べたいなら炊飯器一択になる。

△家族の理解が必要。

土鍋炊きの方法はざっくり言うとお米を洗って20分浸水。火にかけて20分加熱。火を消して20分の蒸らし。トータル1時間ほどかかる。(我が家の鍋とコンロの場合。)

私はタイマーをセットして、炊いている間は他の家事をして時間を有効活用しているが、夫は約20分ごとに一作業があるのが面倒だと言っている。
普段料理をしない家族に時々ご飯を炊いてほしいと思っているなら土鍋は難易度が高いかもしれない。

△洗いやすさ。

炊飯器のコーティング加工に比べると汚れは取りずらい。でも食事を取っている間に水に浸しておけば、汚れはふやけてスポンジで軽くこするだけで落ちる。
一つ注意点は、土鍋は洗ってから乾かさずに使うと割れやすいそうなので、半日ほど乾かす時間が必要になるということ。洗ってすぐに使うことはできない。(我が家は夜に洗ってるので問題なし。)

乾かしてる土鍋。

結論。

土鍋の手間を楽しめるか、苦痛になるか。私は楽しむことができているので土鍋炊きにして良かったなと思う。

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