医療業界ニュース
ミクス online より
アステラス製薬は7月30日、革新的なミトコンドリア細胞医療プログラムの創成に向けて、イスラエルのMinovia Therapeutics社と全世界における戦略的提携契約を締結したと発表した。同社が遺伝子操作を活用して創製した独自の多能性幹細胞に、Minovia社独自の技術プラットフォームを組み合わせる細胞医療プログラムを共同研究する。健康なミトコンドリアを輸送して患者の組織を修復し、ミトコンドリア機能不全に起因する疾患の治療法を創出することを目指す。
ミクス online より
武田薬品は7月30日、米国の医療ベンチャー企業・Frazier Healthcare Partners(Frazier社)と提携し、ノロウイルスワクチンの開発・販売する新会社「HilleVax, Inc.(HilleVax社)」を設立したと発表した。HilleVax社は、武田薬品が開発を進めてきたノロウイルスワクチン候補「HIL-214(旧開発コード:TAK-214)」を引き継ぎ、2027年度以降の承認取得を目指す。同社によると、ノロウイルス感染症で承認されているワクチンはなく、現段階ではHIL-214が臨床試験で最も開発が進んでいる。これにより同社は、現在国内で供給しているワクチンや、デング熱、新型コロナウイルス感染症などの他のワクチンの開発に注力する方針。
2つ注目したいニュースがありました。
1個目は、ミトコンドリアの機能不全の治療薬の開発に着手。
糖尿病治療薬で、ミトコンドリアに注目した薬(ツイミーグ)が最近承認されました。
ミトコドリアの活性酸素を作りだす機構やATPを作り出す機構は、今後薬として注目を浴びることになりそうです。
またミトコンドリアの欠損しているミトコンドリア症の子供の治療薬にも期待です。
2個目は、ワクチン関係ですね。
コロナワクチンもできたし、ノロワクチン、デングワクチンと開発されていけば、開発途上国などで猛威をふるっている蚊を媒体とした感染症に苦しむ人たちも吉報ですよね。
日本では生牡蠣をよく食べるので、冬の時期になると毎年ノロで下痢に苦しむ人いますよね。
それがワクチンを打てばなくなるのであれば、うつ人も大勢いるのではないでしょうか?
ノロは、接触感染するので、吐瀉物などに触れると家族にも感染する可能性もありますし、家族と自分を守るためにもワクチンができることに期待です。