ニュース:
医療ニュース;ミクスonlineより
MSD ガーダシル接種後の失神による転倒防止で注意喚起
4価ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン「ガーダシル水性懸濁筋注シリンジ」について、接種後に失神により転倒する症例が報告されているとして、再度注意喚起した。失神して前方に倒れる例も報告されているため、接種後30分程度は体重を預けられるような場所で、立ち上がらずに 待機していただくよう指導することも呼びかけている。
接種後に失神した症例は、接種直後、あるいは5分以内の発現が7割を占めているという。一般的にワクチン接種による失神は10歳代での発現が多いとしている。
HPVワクチンも筋肉注射のワクチンですね。
日本では、筋肉注射はあまりメジャーではないので不安になるひとも多いですが、世界的に見れば日本の方が珍しく、筋肉注射の方が一般的に行われています。
サーバリックスの成分によってめまい・ふらつきがあるのでしょうか?
そうとも限りません。
ふらつきやめまいの原因は、血管迷走神経反射と考えられています。
これは、注射による痛みや恐怖、興奮などによって迷走神経が反応し心拍数低下、血圧低下を引き起こされることです。
筋肉注射は、皮下注射に比べると針が長いので不安・恐怖が増すのだと思います。
でも実際は、コロナワクチンをうった人ならわかるかもしれませんが、皮下注よりも痛くありません。(個人差はある・手技も関係ある)
恐怖によってワクチンを打てなくなるのは、もったいないことですね。
あまり深く考えずに気楽に考えるといいと思います。(難しいかもしれませんが)