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1「詩」今木漏れ日が揺れている

2025年最初の詩にこの作品をあげたいと思います。

昨年末、作品を作れないでいました。
自分の勉強不足、才能のなさ、仕事でのこと、いろんなことで気持ちが潰れそうになっていました。
「書けないの」とXでつぶやいてみると、
「そのうち降ってきますよ。」と橘しのぶさんからのコメント。
しのぶさんとは、好きな音楽がおんなじ、カトリック信者、しかも洗礼名がおんなじ。おんなじが重なってお友だちです。

しのぶさんは去年「水栽培の猫」を上梓なさいました。人や生き物が本来もっている残酷な部分、不条理な部分も含めながらも、お書きになっているしのぶさんご自身の芯にある優しさや純粋さが伝わってきて、読後美しい余韻の残る素晴らしい詩集です。
この詩集は、詩の最高峰の賞である萩原朔太郎賞の最終候補にノミネートされています。ノミネートされた詩集は甲乙つけがたく全てが受賞したのと同等です。

30年ちかく詩から離れていた私は今の詩の世界がまったく分かりません。どんな詩人さんがいて、どんな詩集があるのか、まったく分からないのです。お友だちになった時、しのぶさんがそんな素晴らしい詩人さんだとは知りませんでした。
知ってからも、「詩ではみんな同級生よ。」と変わらない、それまでのしのぶさんでいてくれます。

話しを戻します。
去年末詩を書くのが辛くなっていた時です。
「このコンクールに出してみない。」としのぶさんが教えてくださったのです。締め切り間近だったのですが応募することにしました。
2000円の応募費用で上手くいけば賞金10万円、宝くじより率がいい。宝くじを買うように下心いっぱいで送金しました🤣🤣💦
それから大急ぎで書き上げました。

結果、入選。
賞金は無し。
それでも、誰かが思いを受け継ぎ曲を付けてくださいます。なんて嬉しいことでしょう。
そして、その曲を歌ってくださる人がいる。
私の思いに曲を作ってくださる思いが重なり、やがてみんなの思いになっていく。嬉しくてわくわくします。

切っ掛けを作ってくださった橘しのぶさんに心から感謝しています。ありがとうね〜〜😘
下手で才能なくて、そんなことを言い訳にしないで、とにかく一生懸命書いていこう、そう決めた2025年の初めです。

以下
日本歌曲振興波の会ホームページに掲載された私の作品です。



※日本歌曲振興波の会ホームページより

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