【人は変われる。でも多くの人は変わらない】

今日は、よく自己啓発セミナーで強く強く言われる『人は変われる』ことについて書く。

他人を変えるよりも自分が変わる。
自分が変われば、世界が変わる。

言葉ではわかっていても、頭ではわかっていても、実際にはなかなか変えられない。

愚痴や不平不満を口にしない。
イライラしない。
ストレスを減らす。
怒らない。
口癖を直そう、
掃除をしよう、
姿勢を良くしよう、
宿題をしよう、
本を読もう、
もっと練習しよう。

でもさ、三日坊主。下手すると、三日も持たない。三日できたら、すごいよ。でも、結局は変われない。そもそも、人は変われるのに、変わろうとしない。自分の思い通りにしたいから。自分が変わるくらいなら、相手が変わればいいと思ってる。そして、行動しようとしない。

それならばと、行動したとする。でも、行動の仕方が間違っている。

たとえば、他人が自分の思い通りに動いてくれないとする。こんなに信念を持って伝えているのに。なぜだろう。すると多くの人は、より強く発言したり、他人の他人を使って言わせたり、同調圧力をかけたりして思い通りに動かそうとする。行動しているが、自分が変わったわけではない。でも、結果として他人は変わっていく。自分の気持ちをちゃんと伝えられた。私、変わったんだと考える。実は、こういう先生はとても多い。そして、職員室にて。

「私たちも変わらなくちゃですね。」

と熱血ぶりを自慢する。自分が変わるっていうのは、そうじゃなくて。本当に人は変わろうとしないのだ。そういう人の方がほんとに多い。そして、小さな小さな世界での幸せにしがみつこうとする。

変わろうとする。本当に変わりたいなら、自分が理想とする人に、たくさん会いに出かけるしかない。付き合う人を変える以外に、手っ取り早い方法はない。引っ越すのもいい方法だが、方位を間違えると、最悪な方へ向かってしまうリスクがある。習慣を変えようと思っても、実際には難しい。ならば、周囲にいる人、出会う人を変えるのが一番。でも、それすらも、【人見知り】という言葉で、世界を狭めてしまう。私は人見知りだが、自分の世界を変えるためなら、進んで人へ会いに行く。距離も、時間も、空間も関係なしに。出会いにいかない人は、本当に変わりたい人ではない。多くの人は、出ていかない。変わりたければ、出会う人を変えることだ。