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【プログラミング教育についてのそれぞれの思惑】

新学習指導要領はすでに伝達の段階になって1年半。学び方が変わる。道徳が教科になる、そしてプログラミング教育が始まる。

どーなる?

実際にプログラミングしたものが動き、何度もやり直しができる。子どもよりも大人がハマる。

例えば、レゴブロック(高い)、スクラッチ、イチゴJAMなど、これからどんどん参入してくるだろう。コーティングは必要ないと言っても、コンピューターは必須になるだろう。そこには、さまざまな省の思惑があるからだ。個人的には、マイクロソフトのビットやマインクラフト教育版がおすすめだ。

まずは、総務省。世界から、アジアから見ても遅れを取っている日本、とにかく普及・促進させたい。そこで、親しませるために、プログラミング教育を進めようとしている。次に、経済産業省。人材育成として考えている。内閣官房も。職業として考えられるような子どもを育てたい。だから、コーディングも教えたいのが本音。そして、文科省。時数もない。現場の混乱も承知済み。だから、論理的思考力の育成という学びにとどめている。でも、やらなければ日本の未来像が描けないのも理解している。そこで、試行錯誤の過程を重視して、単なるプログラミングにならないようにしている。いわゆる順序立て構成するようなことをさせて、プログラミング学習以外で、学習と連動させるように意識していれば良しとしている。

プログラミング教育において、コーディングはないとしても、コンピュータを使わないことはあり得ない。そして、各省の思惑を理解した上で、現場はデザインを無理なく進めることが求められる。出来ることはやって、出来ないことは躊躇せずに大学や企業、行政にヘルプを出そう。スマホ世代の子どもは私達よりはるかにコンピュータに慣れ親しむのが早く、本気でやったらとてもとても…。具体例が示されない、示せない現状なんだから、どっぷり子どもとプログラミング教育に付き合ってみればいい。新しい発見があるはずだ。

プログラミング技能よりも、自覚的な操作感覚が大事なのでは。主体的以前に、「自覚的」がミソかも。

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