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まやちの帰国レポート~スキポール空港・フライト編~
mooi-mooiスタッフのまやちは3月29日に日本に帰国、無事、PCR検査で陰性をゲットし、現在、ホテルでおこもり生活を続けています。29日といえば、フライトさえあやうくなっていた時期。日本への旅路やいかに?!
静まり返ったスキポール空港
思い返すと何かの啓示でもあったかのように、3ヶ月以上前から29日と決めてチケットをおさえていました。でも、3月に入ってからの状況が刻々と変化、削られていくフライト、週替わりで変わっていく日本側の対応、当日キャンセルになるお友達の便などで、終盤は生きた心地がしませんでした。
本当に心優しいお友達たちがいろんな情報やアドバイスをくださって、最終的には予約した便に乗ることができました。
3月29日、16時半の成田行きです。
スキポール空港に行くと、まるで嘘のような静けさ…
もちろんカフェもレストランもクローズ。
営業をしているブランドショップとお土産売り場の間をぬって進んでいくと、椅子は続きで使わないように3つおきにテープが貼られていました。
乗客はいつもの1/3くらい。日本人ではない方も数名いらっしゃいましたが、外国籍パスポートの方は日本に入国できない可能性があるので、アナウンスでお名前が呼ばれていました。トランジット先を確認したりしていたのかもですね。
ナッツも飲み物も機内販売もなし
機内では1列全部埋まっている座席はまれでした。家族もしくはあえてその席を選択したのでなければ、間隔を開けられるように配慮されていたように思います。
CAさん達は最初からマスクと手袋着用。日本人的にはちょっと安心感。もちろん乗客もほぼ全員マスクをしていましたね。
機内サービスは、KLMから搭乗前にメールなどでアナウンスがあった通り、かなり限られたものでした。
座席にあらかじめ置かれたサンドウィッチと水、最初におしぼり、食事は夕食1回のみ(選べません)、ドリンクもその時1回のみ、お酒は出ません。
ナッツもアイスもホットコーヒーも紅茶も無し。機内販売も無し。乗務員は機内を回らず、御用があるときは呼んでくださいという機内アナウンス。
飲み物食べ物は持ち込んでくださって構いません、というメール内容に納得が行きました。
ほぼほぼ日本人しか乗っていなかったはずなのに、お手洗いの汚れ具合はとっても残念。CAさんが途中でお掃除してくれないとこんなことになるんだと、ちょっとがっかりでした。
もひとつ残念なことといえば、この時期見られるはずのチューリップ畑が……。既に何にもなかったこと。最後に見たかったなぁ。
フライト時間もいつもより何故か短め。11時間を切っていました。
成田に着くと、みんなソワソワし始めます。
実は数日前から、欧州からの入国者は日本人であってもPCR検査が必須になっていたからです。
検査必須となって以来、オランダからのフライトではこれで2回目。情報も少なく、ただ、「時間がかかる」ということだけが伝わっていたので、出来るだけ早く飛行機を降り、早めに検査を受けて帰りたいと思う人がソワソワしていたようです。
ただ、私たちが到着した29日からさらにルールが厳格化、多くの人が失望を味わうことになります。それは……。
<「成田空港検疫編」に続く>