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9月15日(火)正常値超え

受診日
ヘマトクリット 45.5%、赤血球、体重 3.55kg
ヘマトクリットと赤血球が正常値をオーバーした。なんとまぁ、自力の赤血球はほぼゼロになったところからの正常値越え。
獣医師から詳しい説明は聞いていないが、NRIMA(非再生性免疫介在性貧血)の特徴として骨髄の中では赤血球の元となる細胞が過形成になっていることが多いらしいので、体が”赤血球足りない!”と思って頑張って作った結果ではないかと思う。末梢血管中に十分な量の赤血球があるとわかれば、そのうち体も生産調整を行うだろう。
とはいえ、血液がドロドロの状態になるので水分をたくさん摂るようにと言われた。”だってよ、ねねちゃん?”と言うが聞いている様子がないので、あまり飲んでいないようであればシリンジで強制的に飲ませようと思う。
強制給餌という武器を身に着けてから、食べない・飲まないに対する私の心の負担が軽くなった。

この1週間は調子が良く、よく遊んでいたことを報告すると”これだけ貧血が改善すれば本人も楽なんだと思います”とのこと。
数値が如実に体調に現れるのは改善している間はいいのだが、ちょっと体調が悪そうだとこちらの不安に直結し、ねねちゃんの一挙手一投足に神経質になってしまうのは難点だ。

再びのステロイド減量で1日5㎎となった。
1.25㎎減らす(6.25㎎→5㎎になった)ということは、体重換算で0.41㎎/kg。体重50kgの人間だとすると20㎎だ。人間だと5㎎減らすのに半年とかかけるので、猫と人間でステロイドの投与の仕方が違うとはいえ、2週間というハイペースで減量していくのはやや不安になる。
でも主治医を信頼しているのでお任せしよう。

体重も元も3.6kgに迫る3.55kg。このままステロイドの副作用による食欲増加が続くと4kg越えも遠くない。4kgになっても大丈夫か主治医に尋ねると、”元が細かったのでまぁ大丈夫でしょう”とのこと。
(いずれにせよステロイドが減れば元の食べないねねちゃんに戻る可能性が高いんですけどね)

”ちゅーるに入れたら薬飲むようになりました”と報告すると驚かれる。ステロイドはかなり苦いので、ちゅーる飲む猫は珍しいそうだ。先生のご実家の猫もステロイドを服用しているそうだが、口に入れると泡を吹くらしい。
味覚が鈍いのか、おつむが弱いのか、いずれにせよねねちゃんは飼い主孝行であり本人も嫌な思いをせずに済む服薬優等生だ。

この日の医療費
再診料、血液検査
内服薬(ステロイド、胃腸薬)
計 18,744円

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