異変

2020年6月26日（金）
この日は家族が1日家を空けてた。
日中丸一日人間がいないのはねねちゃんにとって初体験。

家に帰り玄関を開けるとともに、ねねちゃんを呼んだのに出迎えずに廊下の向こうの方で座ってる。誰もいなかったから怒ってるのかな？ご機嫌を取るため、ネコじゃらしを動かすも、遊ばない。お気に入りの毛皮のしっぽのついたリス型のポーチを見せると、ちょっと遊ぶもののすぐに興味を失う。
最終手段として、発狂するほど遊んでしまうのでいつもは隠してあった、羽の付いたおもちゃを出した。隠してもすぐに隠し場所を覚えてしまい、隙あらば探し出してくるほど大のお気に入りだったが、少し手でもて遊ぶ程度でやはりすぐどこかに行ってしまう。

これはおかしい。
大人になったとはいえ、こんなに大好きなおもちゃにまで興味を失うほど遊ばないのは普通じゃない。

遊ばないだけではなく、すぐに横になっていた。体がすごく熱い感じはないけど、熱があるのだろうか？いつもより早めに一緒に布団に入った。手足を私にぴったりくっつけて朝までぐっすり眠る。

翌朝、あまり遊びはしないものの表情はいつもの元気な様子に戻っていた。
よかった。やっぱり、誰もいなくて捨てられたのかもと不安になっただけだったのかもしれない。

一安心したものの、一抹の不安はその後ずっと拭えなかった。
以前であれば私の帰宅時、玄関まで走っておかえりの挨拶をしてくれていたねねちゃんだが、それ以降はゆっくり歩いてきて少し離れた場所に座ることが続いた。