9月2日(木)受診 ハゲが治らない
受診
今日は病院が空いていた。
いつもは研修医の先生が予診を取り、その後検査、結果が出るのを待って主治医の診察という流れで全部で1時間~1時間半程度かかるのだが、今日は予診から主治医の先生で検査の結果も20分ほどですぐに出た。
ヘマトクリット 41.3%
塗抹標本を見てもいい状態なのでステロイドをもう一段階減らします、ということでこの日から7.5㎎から6.25㎎に減量になった。
ねねちゃんの状態もいいし病院も空いているし、いい機会なので気になっていたことをいくつか質問した。
今後の方針
Q: 今後いい状態が続いた場合、ステロイドをどこまで減らす予定か?
A: 切りたいと思っている
薬のない生活が送れるようになるのは嬉しい反面、再燃するのではないかという心配がある。
再燃していても次の受診までに気づけなければ手遅れになる恐れも。
が、まぁそのことはその時になってから考えようと思う。
Q: ステロイドを減らしていく中で再燃してしまった場合にはどのような対応を取るのか?
A: ステロイドを減らしていくとどうしても不安定になってしまい、免疫抑制剤を入れると安定するのでできれば入れたいが、それは様子を見ながら判断する。前回は体調が悪かったせいで下痢をしてしまったのかもしれないが、再開してみないとわからない。
ステロイドを増量することは分かっていたが、気になっていたのは免疫抑制剤の扱いだ。
ねねちゃんは治療開始時シクロスポリンを投与されていたが、下痢の副作用が出て中止してしまったのだ。
私としてはステロイドを減らして副作用のリスクを下げるためにもできればどこかの時点で免疫抑制剤を再開したいと思っている。
とりあえず現時点では再燃が起こらないことを祈るしかない。
ハゲが治らない
現在ねねちゃんにはたくさんハゲがある。
最初に輸血をした時の右前足の毛刈り跡、骨髄検査をした時の左肩と左腰の毛刈り跡、そしてその後首輪の周りにできた円形脱毛。
さらに、ふかふかだった体も全体的に毛が薄くなって地肌が見えるようになった気がしていた。
避妊手術をした時にはあっという間に元通りになったのでてっきり今回も1か月もしないうちに戻るだろうと思っていたのだが、2か月近くたっても生えてくる気配がない。
首輪回りの脱毛については以前の診察の際にお聞きして”ステロイドによるものかも”と言われていた。
Q: 毛刈りをしたところの毛が生えてこないのだが…?
A: ステロイドを使っていると新しい毛が生えてきにくくなるらしく、骨髄検査をしてその後ステロイドを使っている他の犬猫もなかなか治らない。長い目で見てあげてもらいたい。
”本人も気になるみたいでいつも毛刈りされたところを舐めてるんです”とお伝えしたところ、
”そうですよね~、女の子だもんねぇ。気になるよねぇ”と。
このように患畜の気持ちにも配慮していただけるので、検査の間ひとりで不安だろうなぁと心配になりつつもいつも安心してお預けすることができる。
命の方が大事だけど、早くふかふかのねねちゃんに戻れるといいねー。
この日の医療費
再診料、血液検査
内服薬(ステロイド、胃腸薬)
計 12,133円
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?