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シルクロード&カントリーロード

みなさん、こんにちは。
シルクロード福田です。


今日も川越霞ヶ関のカルチャーを発信するよ。


今日はあいアイ美術館さんの「中国農民画展」に行って来たよ。
昼間は農作業をし、夜は仲間達と一緒に泥絵具で絵を描いていたという原始的で最先端のライフスタイルを送っていた人たちの絵である。

泥絵具なので、カビが生えやすいのだという。
だが、それがいい。
絵も有機的な生き物なのだ。

原色系の色彩と素朴な線。
あの、ピカソも注目していたジャンルである。

NHK大好き福田は、「特集シルクロード」でそういう系の世界観は予習済みなので、シンパシーを感じずにはいられない。
喜多郎、坂本龍一、YMO、東風です。はい。
ニューエイジ福田の真骨頂。


そして、あいアイ美術館さんと天台宗最明寺のコラボ企画である、仏画ぬり絵の原画をゲット。

天台宗と言えば、福田は開祖である最澄の生き方に強い感銘を受け、岩波文庫の青いラベルのやつとか、講談社学術文庫とかで、ひたすら仏教経典を読み漁っていた時期もあるぐらい、ニューエイジ福田の原点である。

ニューエイジ福田はそのまま、喫茶店ルコタージュで、色鉛筆を使って仏画をぬりぬり。自身の年齢、性別、国籍、プロアマの枠、下絵の枠も無視して、ひたすらにぬりぬり。道教、仏教、イスラム教、中国の農村部の暮らしに想いを馳せながらぬりぬり。色を選ぶ時も、難しいことは考えず、自身の直感に従うのみ

雑念を捨て、3時間ほどの修行でした。

自身の作風、絵が上手くない、絵が売れないとかで悩んでいるアーティストのみなさんは、一旦自身の作風を離れ、一心にぬりぬりするという修行をおすすめする。ぬりぬりしながら、呼吸に集中し、瞑想状態に入るのだ。


この状況下だからこそ、この境地に達することで、新たな世界が開ける。これが、福田のシルクロード


普段はテクノとか言いながら原色に近い色彩の絵を描いている福田も、今日は色鉛筆を使って、淡々と淡い感じである。

もともと福田は、高校美術部時代はジブリ映画の「耳をすませば」に出てくる、井上直久の絵が好きだった。難しい現代アートとかそういうの関係なしに、普通に綺麗な絵が好きだった。パステル調の色彩、微妙なトーン。なんとなく、優しい世界。

西洋美術の文脈だとか、コンセプトだとか必要nothingである。
イバラード時間ならぬ、福田時間。これが福田のカントリーロード。ピカソより♪普通に♪ラッセンが好き♬という、マニアックすぎる芸風である。



そして、ぬりぬりした後は、最近出来た、陶器、CD、レコード、コーヒーを売っているamistへ。

CDに手書きのキャプションが付いているあたりが、大宮のmore recordsを彷彿とさせる。more recordsはアイスランドの音楽に強いイメージだが、amistのサウンドは、ネオアコ寄りである。

福田も大学時代にFeltとかOrange Juiceとかネオアコに嵌っていた時期もある。たまには、鬱々としたUKロックに浸るのも味ではないか。


そして、早速インドネシアの謎インディーバンドを直感に従ってジャケ買い。このノリで、福田とかいう怪しい謎アーティストの絵も、直感に従って買うしかないよね。

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川越南大塚への帰り道の車で、聴く。
ほっこり系のサウンドだったので、この夏にピッタリだ。



これが、福田のカントリーロード。

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