
アート活動の拠点、川越霞ヶ関ルコタージュ
アーティストのみなさん、こんにちは。
アーティスト福田です。
みなさんには、アート活動の拠点と言えるものがあるだろうか。
私の拠点は、川越霞ヶ関の喫茶店ルコタージュ。
昨日は、アトリエライフワークスの高木さん主催で、絵を展示してきた。
久しぶりの現場である。やはり、現場は楽しい。
今回はこの状況下なので、大々的なイベントではなく、あくまでもしれっと&ゆるくやるゲリラライブ。組織同士ではなく、個人同士のゆるいつながりだからこそ為せる技。
他の地域のアートイベントは参加しにくい状況なので、せめて地元のアートシーンをオレたちで盛り上げるしかない。ルコタージュのレジデントDJになることで、他の地域のアートイベントに参加できるようになったときには、レペゼン川越霞ヶ関のゲストDJとして、草の根的な川越サウンドをぶっこむことができる。
今回はアトリエライフワークスという名のレーベルで、
高木さん feat.福田という感じ。
イメージとしては、高木さんのゲーム音楽サウンドに、福田のスピリチュアルジャズサウンドをしれっとぶっこむスタイルである。
右下に、福田の作品&自己主張。
しかし、突然の雨というハプニング。
これが、現場の緊張感。
雨の間は、高木さんのゲリラ的なデジタルライブペイント。
ライブペイントカメラマン福田の本領発揮。
同時開催のヤマダリツコさんの古本市もアツい。
これは、福田の知らない映画パンフレットの世界。ヤマダリツコさんMIXのシネマティックサウンド。これは、ズルい、ズルすぎる十万石まんじゅう。また、新しいジャンルを見付けてしまった。80's系もあるので、シティ・ポップなあなたにもオススメである。こうなったら、「福田の知らない〇〇の世界」をシリーズ化しようかな。
この流れで話題は映画の話になったのだが、実は福田、映画が苦手である。閉所恐怖症なので、密閉された空間&人混みが苦手である。そして、アーティストでありがながら、暴力的、グロテスクなシーンは苦手で、貧血を起こしたことがある。
かつて、遠い昔の福田、当時付き合っていた彼女ととある映画を観に行ったときに、表現が過激すぎて内容を覚えていないというダサすぎる思い出がある。
密閉された空間&人混み苦手な、このメンタル豆腐の福田でさえ、流石に楽しいイベントが次々と中止のこの状況下は、そもそもメンタル的にヤバい。
ここで、映画苦手な福田がオススメする映画がこれだ。
「SR サイタマノラッパー」である。埼玉の映画と言えばこれなのではないか。「翔んで埼玉」ほどのキャッチーさはない。私は、ハッピーエンディングのお涙頂戴系の映画では泣かない。しかし、本作品については、圧倒的なリアリティがあるので全福田が泣いた。
とくに、会議室で役所の人たちに向けてオレたちのサウンドを披露するシーンは鳥肌モノ。もう、アーティスト、役所の人、ライブハウス、飲食店のみなさんは、是非とも観て欲しい映画である。
今回の現場では、ヤマダリツコさんのポストカードをMC付きで売っていくプレイスタイルにインスパイアされた。feat.福田ではなく、福田のソロアルバムの要望があったので、次回は、ポストカードからなる福田のソロアルバムをMC付きの行商スタイルでチャレンジしようと思う。やはり、自身の作品の売り方を学べるのが現場の魅力。現場の情報量は半端じゃない。
そして、もう一つ、最近の気付きが。
Instagramは強し。
正直私は、Instagramの「映えカルチャー」に苦手意識を持っていた。
しかし、InstagramきっかけにN.Y.での個展を実現した強者もいる。正方形の集まりなので、いつでもソロアルバム状態なのかもしれない。
ここ川越霞ヶ関から
世界に向けて
ソウル・トゥ・ソウル
メッセージ送ってんだよ
これは、ハリウッド顔負け。
全米が泣いた、川越霞ヶ関のストーリー。