見出し画像

生活の安定よりも精神的な安定

生活が安定しているからと言って、精神的に安定しているとは限らない。
私は公務員だが、メンタル病んでいる人は周りにたくさんいるし、自殺してしまった同期もいる。その同期は、誰よりも明るくて面白かったし、飲み会のムードメーカーだった。
人は、見かけで判断してはいけない。
ハッピーそうに見える人でも、深い闇を抱えていたりする。

正社員でも公務員でもフリーランスでもフリーターでも無職でも、なんでも良くて、それはただの雇用形態に過ぎないから、どれが幸せかというのは、一概に言えないと思う。

私はこっそり労働組合の役員もやっており、公務員だけではなく、民間企業に勤めている人の悩み苦しみに向き合ってきた。

そんな私だから自信を持って言えるのは、お金とか時間があっても、人は幸せであるとは限らないということ。

私は、なんだかんだ仲間と一緒に夢を追いかけているときが、一番精神的に安定している気がする。

夢を共有できる仲間が身近にいなくて、孤独感に苛まれる人は多いと思う。

でも、大丈夫。

日本のどこかにあなたを待っている人は必ずいる。
どんな絶望的な状況でも、希望は持てる。
ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」という作品が教えてくれる。

労働組合とかLGBTとかライブハウスとかクラブに興味がある人は、「パレードへようこそ」っていう映画を観て欲しい。自分とは全然違うジャンルの人でも、支援してくれる仲間がいることは心強い。これは、あらゆるジャンルのマイノリティーが共感できる映画だと思う。

私は、ライブペイントカメラマンとして、活動していたこともあり、同世代のアーティスト達の闘いに圧倒されていた。これは、カメラの画角に納まり切れないと分かっていても、なんとか納めてやるぜというファイティングスピリットでカメラを構え続けていた。この闘いは、日本のどこかにいる誰かに伝えなけらばいけないという使命感があったからだ。

あなたはどんな夢を持っていて、何と闘っていますか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?