無限の大小

無限には大きさがある。

大きい無限と小さい無限。

量が多いのか分割が細かいのか、レトリックの問題とも言える。

現実は小さい無限の中にある。

物理法則や過去の事象に縛られている。

幻想は大きい無限の中にある。

ファンタジーでも何でもOKだ。

作品として観るならば、広大な無限の中で微小な分割を行ったものが名作となる。

すなわち大きな世界観で細かく作り込まれた表現が求められる。

幻想ならどうにかなるが、現実はどうしたら良いのだろう。

みんな金で解決しようとする。

確かに手っ取り早い。

小さい無限の細かい分割には効くだろう。

大きな無限には認知が必要となる。

知識や経験で世界の広さを知るしかない。

ものによっては逆効果だが、それは洗脳の類だ。

世界観が広がれば、正しい知識であり正しい経験だ。

人としての正道は、無限の拡大と分割密度の向上を両側から行うことだ。

これすなわち中庸である。

良き大作を創ることだ。


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