集中できないのは部屋のせい
部屋を片付けないといけない。なんか、集中もできない気がする。
色々出来てる人にすごいな、って言ったら「エビデンスで殴る」ようにしてるって教わってなるほどな、と思って実践しようと読んだ本が良かった。
人が視覚情報を処理するとき、「ボトムアップ型注意」と「トップダウン注意」の二種類がある。
「ボトムアップ型注意」とは、自らの意思関係なく、目に入った刺激から潜在的に働くもの。
「トップダウン型注意」とは、あらかじめ頭の中で決めている事前情報を元にバイアスをかけて注目すべき対象を選ぶこと。
視界に余計な情報が入ってくると、気にしないようにしてもどうしてもこの「ボトムアップ型注意」が働いてしまって、集中力は撃退していくらしい。
作業中に他のことを考えてしまうのは、あなたの意地が弱いのではなく、視覚刺激の種類が多すぎるからなのでは⁇との指摘。
ひとまず、「作業に関係ないもの」は全てデスクから退けましょう。
それに、モノが多いほど、ストレスは増えていく傾向にある。
でもこれ、個人差も結構大きいみたいで、ストレスになりにくい人もいるし、逆にモノが少ないとストレスになる人もいる。
なので、デスクをゼロにして、他のやりかけの作業のものとかは置かず、インテリアを置くようにしましょう、とのこと。これはまぁモノが少なすぎるとストレスを感じる人は、てことだと思う。
片付けの工程は3つ。
整理(一つのモノを所有する意味)
収納(モノを使いやすい状態に配置)
整頓(使い終わったモノを定位置に戻す)
「整理+収納」を30分1セットで無理なく繰り返し。整頓は毎日5分だけ。
モノを定義して使う頻度によって配置を決める。そしたら毎日そこに5分戻すだけにするというシンプルなもの。
今まで、この整頓を片付けとしていて、とりあえず収める、だけですぐ部屋を汚していた。確かにこれって効率が悪い。モノをどこに収めたかって探してしまうし。
それからモノの分類は種類、ではなくて使う頻度によるカテゴリーにしましょう、とのこと。
毎日使うモノ、1週間に1度使うモノ、1ヶ月に1回使うモノ、そうやって分けて使用頻度が高いものほど使いやすい場所に置くと便利みたい。
実際に試してみたらすごくこれは便利だった。コード類なんか使用頻度関係なく同じ所に入れてたからよく探してたけど、頻度ごとに分けたら毎日探さなくて済む。化粧品なんかも、毎日使うものと週末しか使わないものとで分かれて置いてると毎日本当快適。
この本で片付けの本は多くあるけど、「丁寧な暮らし」を目的としたものが多くて、「集中できる部屋づくり」を目指してるものとは違ったりする、と書かれていて、今までピンとこない本が多かった理由がわかった。
集中できる部屋作り頑張っていこう。
ここまで読んでくれてありがとうございました。