【WSET diploma対策】D3試験を受けてきました(セオリー編)
D3の試験を受けてきました
1年ちょっとかかりましたが、6個中5個の試験に合格でき、最後のD3試験を受けてきました。D3試験のテーマは「世界のワイン」。教科書も600ページあり、全体の配点も50%ある、最後の大物、ラスボスです。
セオリー試験から48時間たってセオリー試験の内容を書いても良くなりましたので、書きます。
試験は2日間にわたり、1日目はセオリー、2日目はテイスティングとなっています。どちらも会場は青山のCaplanです。
試験スケジュール
【DAY1】TUE May 14th 2024
10:30am~10:50pm Admission of candidates
10:50am~11:00pm Preparation
11:00am~1:00pm Theory exam (paper 1)
1:00pm~2:00pm Lunch break
2:00pm~3:20pm Theory exam (paper 2)
1日目はセオリーの試験
1日目はセオリーです。午前中に4問が出題され、その中から3問を選んで回答します。時間は2時間。1題40分です。午後に3問が出題され、その中から2問を選んで回答します。時間は80分。1題40分です。
午前は、ボジョレー、バローロ、アメリカの産地(オレゴン、ワシントン、ニューヨーク)、中国の4つの問題が出題されました。迷わず、中国の問題を答えないことにして、はじめの3問を回答しました。ボジョレーとバローロは直前に出る可能性が高いと思って、力を入れていたので、思いのほかよく書け、それゆえ時間が足りないほどでした。
午後は、ソーヴィニヨン・ブラン、特にロワールと西ケープについて、サンテミリオンとホークスベイがメルロー主体であることについて、ワインの製法(ドイツのアイスワイン、ナバーラのロゼ、レッティーナ)。迷いましたが、レッツィーナについてA41枚書くのはしんどいなと思って、はじめの2つを選択しました。こちらの2問はぱっと見、難しくないのですが、自分の意見も書かなければいけない問題になっていて、答案の構成がいまいちだったなと思っています。
出題内容(Facebook Groupから引用)
今回、とにかく意識したのは、十分なボリュームを書くこと。Examiner’s reportでも、繰り返し、答案の長さが短い答案には良い点を与えられないと書かれています。最近、友人に見せてもらった、Feedbackを見たら、答案の長さ自体が評価対象に入っているようでした。これまで、自己採点よりワンランク得点が低いのは、これが原因なのではと考えています。どの問題もA4で3ページ書くことにしました。あと、回答用紙の使い方も工夫しました。一部、2ページちょっとの回答になったものもありましたが、ほとんどは3ページぎっしり書きました。ただ、40分で3ページ書くとなると、知識量と言うより、腕の力が必要です。多少、細かいことが間違っていても前に進むことが重要だなと思いました。
試験の出来は?
わからなくて書けないという問題はありませんでした。特に、ボジョレーとバローロはかなり細かい論点まで、ぎっしり書けたと思います。アメリカの州については、代表的な産地のみ(オレゴンならウィラメットバレー、ニューヨークならフィンガーレイクスのみ)を書いていましたが、途中でそれ以外もきちんと書かなきゃいけないなと思い、ロングアイランドとかを追記をしていきましたので、ちょっとバランスの悪い答案になったかも知れません。一方で、午後のソーヴィニオンブランとメルローは、なぜソーヴィニヨン・ブランは人気があるのかという自分の意見を書かなければいけない部分もあり、どのくらい評価してもらえるかなと不安はありますが、3枚ぎっしり書いてきました。
テイスティング内容については、現時点で48時間たっていないし、正解のアイテムが発表されていないので、アイテムが発表されてから書きます。