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サン宝石と小学生の頃の思い出。

先日お昼休みにネットを見ると、サン宝石のクラウドファンディングが開始されたと書いてあった。
開始から2〜3時間程度だろうか。クラウドファンディングのサイトはなかなか繋がらなかった。
わたしと同じような、オトナになった女子たちがページにアクセスしているのだろうか…。

実は、わたしはサン宝石さんの商品を購入したことはあまり無かった。近くに店舗がなく、小〜中学生の頃、通販は親の許可が必要だった。
自由に動けるようになった頃には、対象年齢では無くなってしまった。

お店への貢献という意味では申し訳ない話だが、雑誌の広告を眺めるのがとても好きだった。

わたしは小学生の頃、転校した。
直後、中学受験の塾に通い始めた。
転校先では前の小学校とは持ち物や遊びなどの流行がかなり違った。塾で忙しくなり「雑貨屋さんへ行く」余裕もなくなりつつあった。

そんなとき、サン宝石の広告は役に立った。
仲良くしている子がサン宝石で買ったというものを持っていたり、広告には当時のクラスで流行っていたものが反映されていた。

こっそり広告を破って持っていって、周りの子に見せて話したり、自分でも欲しいものに◯をつけたりした。

同じものを持ったから仲良くなれる、とは思わないが、
仲のいい人や仲良くなりたい人と同じものを持ちたいと思うのは自然なことだと思う。(趣味が合うということだから)

子供の頃、塾帰りに寄れる雑貨屋さんはひとつくらいしかなかった。広告を参考に似たようなものを買ったりした。
祖母の家の近くには大きなお店があった。遊びに行くと「勉強頑張ってる?友達は?」なんて気にかけてくれて、そこで流行りの雑貨を色々買ってくれた。

今ではアラサー。
その祖母ももういない。
近くにあった雑貨屋さんのチェーンもかなり縮小してしまい、見かけることも少なくなった。

オトナになったわたしは、微力ながらクラウドファンディングに参加した。
あの、見ているだけでワクワクする広告がこれからもどこかに掲載され続けることを祈って。

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