日本酒を飲んでみて!
日本酒人気のピークは1970年代だった。
団塊の世代の大人を最後に、その人気は急降下していく。
*
昭和40年代の小さな台所。
徳利やちろりで燗をつけている30代だった母の姿が目に浮かぶ。小津安二郎監督の東京物語に出てきそうな風景。
小学生の頃には、酒燗器が登場したように記憶している。
燗付けして残った日本酒は料理に使う。
風邪をひいた時には甘いたまご酒。日本酒は身近な存在だった。
1980年はビールブームで日本酒は下火になる。風邪薬を飲むのが普通だし、焼酎ブームがくると日本酒は風前の灯のようになった。ハイボールは復活したけれど、居酒屋などで日本酒を注文する人は少数派だろう。
それでも、これからは日本酒が熱いと思っている。没個性の日本酒ではなくて、現代人が知らない個性的な本物の日本酒をおススメしたい。
以前、今日の注目記事で紹介されていたこのnote↓
たくさんの瓶が並んだ写真をよぉーく見て欲しい。うっすら山吹色の日本酒がある。カナダの我が家で作った三段仕込のどぶろく。軽く搾っただけのどぶろくの上澄みも、水みたいに無色ではなくきれいな山吹色なのだ。
どんな味なんだろう?
気になる方は是非お試しください。
世界でも珍しい並列複発酵の日本酒を。
いいなと思ったら応援しよう!
サポートしていただきありがとうございます。そのお気持ちが投稿を続けるモチベーションになります。大事に使わせていただきます。
コメントはいつでもお気軽にどうぞ!