パパのモンテッソーリ教育

1985年生まれ 2児(2歳、4歳)の父 国際モンテッソーリ教師3-6ディプロマ保持 東京大学大学院工学系研究科卒業(修士) 職業:エンジニア

パパのモンテッソーリ教育

1985年生まれ 2児(2歳、4歳)の父 国際モンテッソーリ教師3-6ディプロマ保持 東京大学大学院工学系研究科卒業(修士) 職業:エンジニア

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モンテッソーリ教育との出会い

長男が産まれてから、実に4年半年くらいになる。 妻が妊娠している間から、子どもに何が出来るか?どう育てるか?を考えていた。父親として仕事に没頭し、お金を稼ぎ家族を支えるという考え方もあるが、それよりも教育と言う財産を子どもたちに残そうと思った。 子どもをどう育てるか?子どもが産まれる前後で、幼児教育について調べてみると、教育学的なメソッド、○○を育てたママなどの自己体験型の教育法、英語・体操の教室など、様々な情報が錯綜して、何を選べば良いか分からなくなった。 そこで先ずは

    • モンテッソーリ教育の”数学的精神”

      未就学時の頃から、早期教育として算数を教えることに対して是非や様々な意見があるだろう。 3-6歳のモンテッソーリ教育では”数教育”というカテゴリーがあり、個々の子どもの様子を観察しながらではあるが、四則計算(+−×÷)や分数、百万の位までの数を扱うことがある。 そのため、モンテッソーリ教育は幼児就学前教育であり、子どもを幼いうちから遊ばせずに勉強させて可哀想というネガティブな意見もある。 しかし、モンテッソーリ教育の3-6歳の数教育は”Mathematical Mind”(数

      • モンテッソーリ教育の”制限”

        家庭で、どうしても子どもに口うるさくなってしまい、反省することが多い。 モンテッソーリガイドの資格を取り、理論が分かっていても、実践することはそう容易いことではない…理論が分かってからがスタートラインで実践を積んでいく必要がある。 環境における制限モンテッソーリ教育において、制限はかなり重要な要素である。 制限と言っても子どもをコントロールする様な制限ではなく、生活における共通の一貫性があるグランドルールである。 社会においても、 ”信号が赤なら止まる” など、全員が共通認

        • モンテッソーリ教育の”困難性の孤立化”

          フランスの有名な哲学者ルネ・デカルトの方法序説の格言である。原文は読んだことが無いが、ビジネスなど様々な分野で「困難の分割」は問題解決の基本である。 一見難しい要素を観察・分析して扱える要素に分割することや、どこまで分割してチームで分業するか、そのタスク管理などはビジネスマンの腕の見せ所だろう。 モンテッソーリガイドの困難性の孤立化モンテッソーリガイドは幼児にとって難しい動作を観察し、分析することで、要素を分割するだけではなく、”孤立化”することで、そこだけを際立たせて練習

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        モンテッソーリ教育との出会い

          モンテッソーリ教育の”お仕事”

          モンテッソーリ教育の独特な用語として”お仕事”がある。英語では"Work"と表現されいる。最初にモンテッソーリ教育に触れる際には、ほぼ必ず違和感を感じる部分だと思う…2歳の子どもが”お仕事?”と。 モンテッソーリ教育の目標は子どもが”自立すること”であり、モンテッソーリ教育の全てのプロセスは”自立した大人になる”ことに結びついている。この”お仕事”も実は自立することに深く結びついている。 なぜ人は”働く”のか?先に述べたように、モンテッソーリ教育の”お仕事”は”自立した大人

          モンテッソーリ教育の”お仕事”