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94:SFノウズ

大きな追憶の渦に飛び込む。
機械生命体を二体携えて。
図書館の古文が並ぶ
列の突き当たりの
本棚に突き進む。
体の形のまま本が押し出され、
奥の世界へ。
そこはパラレルワールド。
みんな空が飛べて、少し赤い世界。
ずっと夕焼けのような世界を、
なにかの使命を持って飛び回る。
きっと向こうにも事情があるんだろう。

変な夢を見た。