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【教えることに応用できる!】初めての蝶々結びがスムーズにいく、モンテ的コツ!

こんにちは!
母がモンテッソーリ教育の教員
私と二人の娘たちは共にモンテ育ち
親子3代モンテッソーリのモンテママちいです。

皆さん

お子さんに
靴紐の結び方やリボン結びのやり方を
教えることがあると思います。

そんな時、ちょっとモンテッソーリ的なコツを意識するとスムーズにいきますよ!

そしてこれは、他の「教える」ということに応用ができます。

蝶々結びが難しい理由

指先の感覚や、指をスムーズに動かす筋肉が発達してきたら、靴紐を自分で結んだり、蝶々結びをしてみることにチャレンジしてみたいものです。

そんな時まずは大人がやり方を教えると思うのですが…

この時に、こどもの作業を難しくしてしまってる要因があります。

それは
複数の五感を同時に刺激してしまうこと
です。

紐を結ぶ時、指先を動かすことに子供は集中しています。

その時に
「ちがうちがう、紐は右から回して」などと口を挟んでしまうと、子供は聴覚をぐっと敏感にさせます。

すると、指先の感覚から意識が離れて
わからなくなっちゃうんですね。

これがスムーズに行かない理由です。

靴紐を結ぶ時はひとつの感覚に集中させる

それではスムーズにいく手順をご紹介します。

1、まず、教える側と教わる側が同じ方向を見て並んで座ります

2、そして同じ状態の靴を同じ向きに並べます。

3、まず教える側が「よく見ててね」と声をかけ、ゆっくり自分の紐を結んでみせます。
この時は説明などはせず、黙ってやって見せます。視覚に集中させます。

4、教わる側の前の靴をちょんちょんと指さして促します。興味津々のこどもならすぐ真似を始めます。
口を挟まず、黙って見届けます。

5、多分始めはどこかでつまずきます。
そうしたらまた躓いたところだけを
(輪を作る動作だけなど)
「見ててね」と言い、ゆっくりやってみせます。

6、言葉で補助をするとスムーズにいくこともあります。
「輪っかを作ったら上から紐をかけるよ」などですね。
その時は先にそれを言います。

「輪っかを作ったら上から紐をかけるよ、いい?みててね」
そしてまただまって、輪っかに上から紐を掛けてみせます。

この繰り返しです。

他の「教える」ことにも応用ができます

この五感をひとつに絞って教える方法は、ほかのことにも応用できます。

例えば、包丁の使い方や、タオルの干し方などです。

同じ向きをむいて
同じ向きに同じセットを用意して
見ててねと言い、

キュウリを1本、ゆっくり丁寧にまな板の真ん中に置きます。
包丁の柄をゆっくりもち、
反対の手をゆっくりきゅうりに添えます。
包丁の刃をゆっくり前に押し込みながら
きゅうりを1回切ります。
そしてまたゆっくり包丁を置きます。

子供に促します。
危ない時だけ止めて
言葉を添えたい時はそれだけ伝えます。
そしてそこだけをまたやってみせます。

飲み込みと上達が早いやり方であり
子供にもノンストレスなやり方です。

蝶々結びには
お部屋で気軽にできる知育玩具もあります。
このように教える側の分と、教わる側の分と、複数結び目があるものがよいですね♪

ぜひトライしてみてくださいね!

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