自己紹介
はじめまして!
モンブランハッチと申します。
2021年1月より、インディゲーム開発者としてソロ活動しております。noteでは、ゲーム開発に関するいろんなことを記していこうかと思います。
とは言っても。「あなた誰ですか?」となりますので、今回は自己紹介をしたいと思います!
現在進行形でゲーム業界でプランナーとして働いています。これまでの経歴をサクッと手短に紹介いたします。それぞれの企業や作ったゲームについては、いずれ深堀してお話できればいいなぁと思っています。
2008年に新卒で「ゲームリパブリック」に就職。
大阪スタジオで1年近く勤務したのちに名古屋スタジオに転勤。大阪では『Catan(PS3)』のUI(仕様)を担当。名古屋では『ナイツコントラクト(PS3 / Xbox360)』のステージと敵を担当。ナイツコントラクトは作っていて非常に楽しかったです。というのも、新人プランナーの自分に「作りたいように作っていいよ!」とディレクターが言ってくださっていて、これがとても励みになりました。ちなみに就職試験で「ゴッドオブウォーを日本で売れるようにするには」という課題に対して絵を使って説明しました。実は「絵が描けるプランナー」として採用してもらったのでした。
2011年に「ブラウニーブラウン」に転職。
ゲームリパブリックが解散になってしまったのを機に、再就職活動する必要が出て、逆にチャンスだと思い、履歴書等々を送り無事に採用となりました。じつはナイツコントラクトを完成させたらブラウニーブラウンに就職したいなぁ、と思っていたのでした。『ファンタジーライフ(3DS)』の制作に携わらせていただき、アイテム、アバターメイク、生産ライフを担当。ブラウニーブラウンで出会った直属の上司や先輩のデザイナーさんとはこの数年後に、お互いに違う立場で一緒に働かせてもらったりします。
2012年に「リプレーション」に転職。
ゲームリパブリックで一緒にナイツコントラクトを作ったプログラマさんに「新しい会社を作ったが企画書を書ける人がいないので書いてほしい!」と熱望されさらに「ディレクターやってほしい!」とお願いされました。「ディレクター」という役職は、当初の自分の目標でもありました。業界歴5年になっていましたし、20代でディレクターができるなんてまたとないチャンスなのでは!?と思いました。なのでこのお誘いがとても魅力に感じました。
リプレーションはいわゆるベンチャーです。スタッフは自分含め6人ほど。半分はゲムリパ組で、知った仲での開発はスムーズに進む部分が多くて快適でした。
ディレクター初作品『グリコのぐりぐりワンダーランド(iOS/Android)』。グリコの担当者さんと打ち合わせを繰り返しながら作っていきました。そして次に『騎士とドラゴン(iOS/Android)』を制作。これら2つの作品はゼロからゲームを作り上げることを経験できた、非常に貴重で、自分にとって大切なゲームです。とくに騎士とドラゴンは、ファミ通Appさんにとても良くしてもらったり、純粋なゲーム開発以外の経験もいろいろできました。
2014年にフリーランス(個人事業主)になる。
騎士とドラゴンをリリースして、しばらく運営をしていたのですが、身体を壊してしまい、運営を続けるのが困難になってしまいました。それを機に、会社員としての立場ではなく、第三者からの目線でゲームを作ってみたいと思いフリーランスに挑戦してみることにしました。「フリーランスになったんだったらうちに来てくれ!」とゲムリパ時代の元上司が声をかけてくださったので、そちらの会社にお世話になることにしました。ここでも、やはりゲムリパの縁が生きてくるのでした(笑)。
こちらの会社さんではスマホアプリを開発運営しました。非公開のため詳細は書けないのですが、とても売れまして、会社が大きく飛躍するきっかけとなった作品でした。当時オフィスがマンションの一室だったのですが、これがまた開発に良い意味で影響があったように思えます。アットホームな感じがとても良かったのでした。今はおっきなビルに引越しされてます。(すげぇ)
2015年に「ドリームゲート」に就職。
上記のアプリの運営を約1年続けて、自分的には「次なる発展を!」というタイミングに来ていました。フリーランスという立場を活かして別の企業に合流しました。それがドリームゲートです。ここでは社員になることが必要でしたので、社員化。複数のプロジェクトが動いている中、自分は福岡で開発しているゲームのお手伝いをすることになりました。福岡に行きたい人!?という問いかけに秒で手を上げましたね…笑
そこで携わったのが『ブラックナイトストライカーズ(iOS/Android)』。『モンスト』に続くタイトルを!ということで発表された作品です。リリースの3か月前に合流して、ボス班のリーダーを担当していました。『モンスト』とコラボしてボスでクィバタを作ったのは楽しかった笑。
2017年にフリーランス再開。
ブラックナイトストライカーズは運営の途中でリニューアルしてタイトルを『ブラナイDASH』にするなど、なんとかして売れるようにチーム総動員で頑張っていましたが、残念ながらサービス終了しました。
さて、次のプロジェクトに移行しましょう。という話になるのですが、ここで自分は「インディ」という言葉を意識するようになります。
約10年のゲーム制作者人生で最も自分が輝いていて、心の底から楽しかった時期っていつなのか…?というと、間違いなく『騎士とドラゴン』を作っていた時なのでした。ブランニュータイトルだし、5人という少数で作っているし、大手企業だと通らなさそうな企画だし…でもそれらはすべて「挑戦とやりがい」に結びつくんですね。そしてそれは「インディスピリッツ」なんじゃないか、と。
この気持ちでもう一度ゲームを作りたい!と思うようになり、ドリームゲートを退社して、フリーランスを再開することにしました。
フリーランスを再開する際に以下の方針を立てました。まずは「お金は必要」なので企業と業務委託で仕事をして稼ぐ。仕事を終えた平日の夜や土日を「インディ開発」に充てる。これをまずは少なくとも3年は継続してみようと。将来的には「インディだけ」で食べていけるようになりたいです。
そしていまは2021年ですが、無事に「続いております」。
2014年に初めてフリーランスになった時にお世話になった会社さんと再度お仕事させていただいております。
そしてインディの方ですが、過去に一緒に仕事をした仲間とGAME GABURIというチームを立ち上げ、2018年『どこでもドラゴン(iOS/Android)』をリリース。
2021年に『モグルモア(iOS/Android)』をリリース予定です。(今も作ってます!)
このGAME GABURIでの活動は今も続ていますが、これとは別に今回新たに「モンブランハッチ」を立ち上げました。「完全ソロ活動」に挑戦してみるきっかけになったのは、『アクションゲームツクールMV』との出会いでした。
と、長々と書いてしまいましたが、ひとまずは自己紹介です。今回はここまでにして、次回以降に、モンブランハッチとしての考え方や情報などをお伝えしていければ、と思っております!
今後ともよろしくお願いいたします!