パリ郊外での1日
4月の回想録、続き。。。
日本一時帰国前にパリ近郊の主人のアパートに滞在。
主人と会うのも7ヶ月ぶりなので久々にのんびりと過ごす。
パリの喧騒に疲れている主人は休みの日はもちろんパリへ行く気はなく、
森へ癒しを求めに。
と言うことでフォンテーヌブローの森でも行こうか!とドライブへ。
4月上旬は菜の花がきれい🎵
森へ行く前にフォンテーヌブローの街歩き。
フォンテーヌブローはお城が有名だけど私は仕事で何度も行ったし、主人も今回は城より自然がいい、と言うことでお城はパス。
お城があった街は洗練されていて、歩くのも楽しい。
カフェでコーヒーを飲み、トイレを済ませていざ森へ。
森といってもフランスに原始林はなく、完全に人間の手が入っているし
日本の森とは雰囲気が違う。
フォンテーヌブローの森はクライミングの聖地だそうで、岩がそこらじゅうに。
なんか魚みたいな岩だね〜、と歩いていると、まさしく鱗!!!
自然は本当に思いがけない形を作り出すものだな。
主人の手作りパンとイタリアで買ってきた鹿のサラミ、フォンテーヌブローのチーズ屋さんで買ったチーズで簡単ピクニック。
通りがかりの人が<ボナペティ!>と声をかえてくれる。
こう言うところがフランスの好きなところかな、知らない人とでも
簡単に話ができる距離感。
じっと見ていたら何か写っているのでは???と思ってしまう写真。
全くそんな力はないから何も見えないけど。。。
ぶらぶら森を散策した後、主人が
<この辺を一人でドライブしてる時に偶然すごいいい感じの小さい街を見つけたんだよ、なんて名前だっけな〜>と。
会話を進めると
<うーんと、バルビ何とか〜って言う名前だったかな。。。>って。
小さい街っていうから知らない場所かと思っていたら、
<バルビゾンて晩鐘とか描いたミレーが住んでたことで相当有名だと思いますけどー。>と言うと
<えっ、そうなの?>と主人。
帰路沿いだからバルビゾン寄って行くか!と言うことで
画家ミレーでお馴染みのバルビゾン村へ。
さすが、富裕層のセカンドハウスが多い場所、と言う感じ。
パリから車で約1時間。
日帰りでこんな1日が過ごせるのはパリ近郊に住んで車を持つ魅力かな。