大西洋はここから始まる。
数日前、上司のフランクとゴミの話をした。
共通の友人、パリ在住の恵子さんから聞いたお笑い芸人でゴミ清掃員の人のインタビューがnoteで知ったカボニューさんで取り上げられていたから。
私、
<その芸人で清掃員の人曰く、高級住宅地にはゴミがほとんど落ちてなくて、一般住宅街にはゴミが落ちてるって。ものを買う時から本当に必要なのか確かめたり、お金持ちの買い物の仕方から学ぶことがあるって。
日本もフランスも一緒だね〜>
フランク、
<そうそう、これ安かったから買った〜!っていう人がいるけどさ、すぐ悪くなったり壊れて、すぐ捨てるじゃない?
あれ結局のところ高くつくよね。
自分は金持ちじゃないから逆にある程度質の良いものを最初から買って
何度も買わずに済むようにしてるんだ。>
私、
<そうだよね、ゴミも増やさずに済むしね。
そういえば散歩の時に近所のゴミを拾いながら歩いたら意外とゴミが落ちてて大きな袋1つ分も拾ったよ!
海辺でゴミ拾う人はニュースで見かけるけど、山でゴミ拾いする人はあまりみないし、聞かない気がする。。。>
フランク、
<この間、サンジェルヴェ(モンブランの麓の街)でスキー学校やスポーツクラブの人が集まってゴミ拾いしたんだよ、100人以上集まった。
カンヌにはさ、排水溝のところに ここから大西洋は始まる って文字が入ってるんだよ。もうこの辺から書くべきだよね。>
なんて話をした後でムジェーヴの役所の前を通ったら
なんと、ムジェーヴにもある!
<ここから大西洋は始まります。何も捨てないでください。>
別バージョンも発見!
<川はここから始まります。何も捨てないでください。>
早速、写真をフランクに送ったら、
<やっと変わり始めたね!>って。
残念なことはこの文字、あまり目につかない。
私が写真撮ってたら、マダムたちが寄ってきて
<へー、こんなのあるのね〜>
<こういうの大事よね〜>とちょっとお話し。
もっと目につくようにできたらさらに良いのにな。。。
ちなみに、田舎のゴミ捨て場はこんな感じ。
一番奥に緑の蓋の瓶ゴミ入れ、黄色の蓋はリサイクルごみ、グレーは家庭
ごみ用。
みんな自分でここまでゴミを持ってくる。
どこから収集業者がアクセスしてゴミを回収していくのか?疑問。。。
タバコの吸い殻や空き缶がたまーに落ちてるけど、それ以外はティッシュや小さな紙でポケットから何か取り出すときにたまたま落ちてしまったもの系。
私もたまにそうやって落とすから、気をつけなければと再認識。
毎回下見ながら散歩するのは残念だから時々ゴミ拾いしながら散歩することにする!