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サモワンの町、アルプス庭園ジェイシニア

10月10日火曜日、どこにドライブしようかとインターネットで調べていたら車で1時間ほどのサモワンという町にジェイシニアJäysiniaというアルプス庭園があるらしい。

説明を読んでいたら エルネスト・コニャック とマリー・ルイーズ・ジェイという聞いた名前が!
なんとパリにあった老舗のデパート、サマリテーヌの創業者ご夫妻の奥様が生まれたところだそう。
こんな田舎で生まれて実業家夫妻として成功したのか〜!

サマリテーヌは最近生まれ変わり、また同じ名前で再オープンしたのでパリ好きの人は聞いたことがあると思う。

じゃ、ここに行ってみよう!

山がすぐ近くで眺めが良い

町役場の壁にはマダム・コニャックがここで生まれたという看板が。

町役場の隣には教会。


立派な入り口を潜ると
ステンドグラスが朝日に照らされ。。。
教会中に色とりどりの光が注がれ、天空のエルサレムが現れる

シャルトルブルーで有名なシャルトルのステンドグラスのアトリエが手がけたそうでブルーのグラデーションが綺麗。
中心上部の聖母マリアは中性的な顔で若干怖い。。。

朝市などに使われる町の広場
菩提樹の大木

教会の前は広場になっていて菩提樹の大木がシンボルらしい。

庭園の門が閉まってる。。。

正午に来てしまい、庭園はお昼休憩で閉まっている。
一時半の再開まで持参したサンドイッチを食べ、街の散策をすることに。

庭園の門の隣に可愛いパン屋さん。

壁にシャモアや野鳥の絵


フラフラしてると日本食屋の看板が。
ちょっと覗きに行ってみると

お寿司の写真と使われてる文字がちょっと日本人経営っぽくない感じに見えるけど、置いてるお酒は久保田と大和雫だし、きっと日本人経営だろうな。

ネタはサーモンとエビしか見えないけど、こんな奥地でも日本人の作ったお寿司が食べられるんだ。

ジャルダン・ルマルカーブルのラベル付き!

いざ庭園へ!
先日noteに載せたイヴォワールの町の五つの覚の庭と同じく、ジャルダン・ルマルカーブルのラベルがついている。
見るに値するお庭に無料で入れるのは嬉しい。

庭園の脇にあるこちらの建物内でコニャック・ジェ夫妻の経歴が展示されていた。

昔の実業家が作った美術館や財団、地元の貢献のためにお金を使ったものが今もこうやって楽しめるのは本当にありがたいし、素晴らしいこと!

庭は標高699mから780mまで登っていく
全ての植物の脇に名前が表示されてる


高低差を使った庭によくある滝
毒性の強い植物らしい。。。
眼下に教会


3Dスキャンというもので仕事をしている人が
近々工事をするらしくその準備だそう
栗は残念ながら中身が空っぽ。。。
階段の小道がところどころに。秘密の通路みたいで楽しい。
シクラメンがキレイ

こんなお庭が近くにあったら読書に通うだろうな♪

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