9月のオートサヴォワ、山の上の湖へ。
車のタイヤが外れる事故の翌日、9月7日、気を取り直して近くの山登りへ。
何度来ても歩くところがいっぱいあって、まだまだ歩いてないところがたくさん。
今回は <Lac d'Anterne (ラック・ダンテルヌ)アンテルヌ湖>を目指す。
最高の快晴!
気温は下がってきてるけど、歩くにはちょうど良い気温。
フランクに置いていかれないように頑張る私。
後ろから走ってくるムッシュにボンジュールと挨拶すると、
フランクが <あー、久しぶりですね、元気ですか???>と話しかけてる。
息子コムくんのギターの先生だった方だそう。
普段はジュネーヴで働いてるそうで、この辺ではFrontalier suisse フロンタリエ・スイスといってフランススイス間の越境労働者。
仕事の合間に山岳コーディネーターになるための講義を受け、この辺りの山を走ってトレーニングしてる最中だって。
きっと50代後半であろうムッシュ。
奥さんと別れてギターを教えるのも辞めて、次のステップに進んでいるところ、だって。
やっぱり自然は偉大で寛大で辛い時でもこの自然に囲まれてると
助けられる気がするのはここにいるとみんな同じかな。
辛い時期を乗り越え、挑戦する前向きな精神の彼、尊敬!
あそこまで行けばあとは下り、頑張れ私!
とはいえ、ここは結構きつかったな〜。。。
一度にいろんな景色が楽しめるのは最高。
やっと見えてきた湖!
天気や気温で色が変わって最高に綺麗なんだと言っていたフランク。
行ったことないけど、モンゴルの草原とかってこんなイメージ。
羊の放牧をしていてさらに遊牧民がいる地域に来た気分。
山の斜面では牧羊犬と羊飼いが監視中。
他にも羊がオオカミに襲われないように大型犬が警戒中。
この犬には近づかないこと!といつも地元の人から言われる。
水は冷たくて数秒触るのが限界。
感謝の心を水に伝えて、水からエネルギーをもらってきた。
いつまでもここでのんびりしていたいけど、フランクは後の予定があるからと写真を数枚撮って蜻蛉返り。。。
また新しいものを見せてくれたフランクに感謝!
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