ゲテモノを食べに行った話
オッス！オラ、おもしろいネタに魂を売ったVtuber！もんべです！7歳のサメです！
変なものが食べてみたい！
という願望を、ずーっと持っていたサメ
ゲテモノを好んで食べに行ってくれるようなフレンズがおらず、燻っていた食欲を内に秘めていた
そして先日、奇食に抵抗のないフレンズ「花曇はるか」を釣ることに成功したので、早速向かったのが
「米とサーカス」
その道の人種には有名な、ジビエと昆虫食を扱うお店だ
入り組んだ路地の奥にあり、フラッと見つける事はまず無さそうな立地と「熊出没注意」の看板があるが、熊の絵は無い。熊より珍しい物が食べられる期待感が上がる
入口横には昆虫食自販機「MOGBUG」
赤いからコカ・コーラかなんかの自販機だと思ったけどお前秋葉原で会ったな！？向こうはピンクだったけど！
2階席を案内されたので、外にある角度のすごい階段を上がり店内に入る
メニューを見て1杯目を頼む。喉が渇いていたので脳死でトリアエズナマを頼む。ビールしか勝たん
花曇「雀蜂酒ください」
コイツ……怖いもんねぇのか？
スズメバチは無かった。続いてサソリ酒、ゴキブリ酒も無かったので「(はるちゃん飲みたいヤツ無さすぎわろた)」とか思ってたら、ドリンクメニューにずっと気になってた文字を見つける
「糞茶」
飲食店に絶対あってはいけない文字だろ
一体どんな恐ろしい飲み物なんだ！？と思って店員さんに質問したら「蚕の糞から作ったお茶」とのこと
草食ってる虫の糞……なるほど確かにお茶としては納得出来るな～コピ・ルアクとかもあるし～と感心してたら
花曇「じゃあ糞茶ください」
コイツ……怖いもんねぇのか？(2回目)
花曇はるかを誘ってよかったと思いつつ、適当に気になった料理を頼んでおく
乾杯。
やっぱビールはいつ飲んでもうめ～！諸々あったおかげで2年ほど外食も控えてたけど……店のビール、おいしい
はるちゃんと旬のトーク、ウルトラマンの話をする。ウルトラマンのことを全然知らないので、有識者と話すのおもろい。分からないこと質問しても大抵返事が返ってくるの、本当に助かる。ありがてぇ～！
そんなこんなで話をしていたら、お通しが来る
小鉢が出される。普通の居酒屋なら一瞥すらしなかったかもしれないが、ココは普通の居酒屋ではない。初手で「スズメの丸焼き」が登場したことにサメと魔女のテンションがストップ高になる。こういうのでいいんだよ！
匂いはとても良い。鼻と胃が刺激され、おいしそう！と思える香りが席の辺りに広がって、ビールを1口飲む
「丸ごといけますんで！」という店員さんの言葉に従い花曇は一口でスズメを頬張っていた。素直だね
もんべはスズメを食べるのが初めてだったので「普段食べている鶏と味はどう違うのか？」が気になってしまい頭、手足、胴体に分けて順番に食べてみた
・頭
頭蓋骨は脆くて儚い、飴細工くらいの食感。その奥に脳のジューシーさがある。しっかり加熱されているので脳はとろり、という感じではなく腎臓や肝臓のほろりとした食感にねっとりと濃厚な味を詰めた感じ。おいしい
・手足
骨ポリポリ。肉の味はほぼ鶏。クセはない。某有名チキン屋さんのリブチキンの肋のとこみたい。しかしめちゃくちゃ小さいので秒で無くなる。おいしい
・胴体
骨ポリポリ。内臓しっかりたっぷり。噛めば噛むほどスズメの「命の味」がする。加熱された臓物食べてるな～！という感覚は強い。鶏レバーとか好きな人はめちゃくちゃ好きな味。おいしい
スズメうめ～！と感激してると次の皿がやってくる
アメリカザリガニ
特定外来生物。水辺のヤベー奴、参戦！
海老よりも殻が硬く、剥くのに多少コツがいる
デカそうに見えて食べる部分はごく僅か。知ってたけど改めて剥いて見ると本当に食べどころの少ないヤツだ！
味は茹で海老
まぁザリガニはエビ目だし特筆する様な事は特になし。想像のつく安定のうまさ。おいしい
ザリ味噌は生臭さとエグみが強くて厳しかった。これに関しては個体差もあると思うし、エビ味噌みたいな感覚で啜ったもんべが悪かったと思う。個人差・個鮫差、有
ビールが無くなったのでタガメサイダーを頼んだ
実は飲んだこと無かったのでワクワクしながら飲む
あ、甘ェ～～～！😩
甘みに関しては添加されたブドウ糖の味だけど、匂い！
香料は入ってるけど、にしてもこんなに甘くて爽やかな香りが虫からしていいわけないだろ！
よく「タガメはラ・フランス」と言われるけど、それを身をもって体感する。お前、本当に虫か？おいしい
普通にサイダー頼んじゃったけど、タガメサイダー割にしとけばよかったなと後悔。アルコールが足りてないゼ
ピザきた～！
居酒屋で頼むピザも美味しくて好きです
薄めのパリパリ生地に濃厚なチーズが合う合う！
蛆虫トッピング
乗っているのは全部蛆虫。サメも魔女も目が悪いので
「しらすに見える」
「しらすかも」
「しらすピザだわ」
「てかチーズがうめぇ」
みたいな会話をしていました
蛆虫食べてる感は無し。ただただおいしい
仔牛の脳みそカツが無かったので代打で呼ばれたのが、オオグソクムシ。代打で来る顔じゃない。
ちぬまでに食べたい甲殻類ベスト3にランクインしてた念願のグソクムシ！うれしー！！！
(残りのベスト2はウチワエビとゴシキエビです)
硬すぎるからと皿と一緒に大きなハサミがサーブされたので、そいつを使って解体してみる。背中側の外殻はかなり硬いが、お腹側は柔らかめ。縦にカットして、実食
は？うますぎ
海底のお掃除してる割には味が良すぎる。何この旨味？エビカニは比較対象じゃない、美味しさが詰まりすぎ。高級とされるホッカイエビの旨味を数十匹分ギュッ！と濃縮したような味。旨味爆弾。お前、美味しすぎるから海底にいるんだな、納得した。めちゃくちゃおいしい
食後の写真で申し訳ない
オオグソクムシ唯一の欠点は、身が少ないこと
いつでもお腹いっぱいオオグソクムシを食べられるくらいのセレブ・シャークになるのが夢になりました
イセポ(兎)のチタタプ鍋！
みんな大好きゴールデンカムイの再現料理。来店したくなった1番の理由がこのフェアが6月下旬までだった事
勿論チタタプにされたイセポの肉団子の中にはプクサ(行者にんにく)が入ってるし、オハウ(汁)の味付けもオソマ(味噌)味となっている。芸が細かい。野菜の方も、くたくたに煮込まれていて味がしみている。おいしい
(※本来のオソマの意味は味噌ではありません)
サメの一匹丸揚げが無かったので、代打で呼ばれたのが兎の塩麹唐揚げ。うさぎ1匹から何グラムの肉が取れるのか、ちょっとだけ気になった。味は普通においしい
そもそも塩麹の唐揚げ自体が勝ち確である
ずっと噛んでると、確かに鶏肉とは違う旨味を感じるが兎の旨味ってこういうものなんだなぁと舌で楽しめる
最後はのタタキ
3種類の肉をタタキにしたもので、しっかりガッツリと野性味を味わえる一皿。もんべの主観的感想を添える
・カンガルー
1番血の味が濃い。鉄分を豊富に感じるが、生臭いなどは一切無い。牛肉のモモ肉に近い感じ。おいしい
・ダチョウ
さっぱりした味わい。噛めば噛むほど旨味がやってくる。牛肉よりも馬肉に近い感じ。おいしい
・エミュー
ダチョウと比べると血の味が濃い、濃厚な肉の味。牛肉と馬肉の間くらいの感覚。おいしい
漫画「鉄鍋のジャン」でダチョウは美味しくないと刷り込みをされていたが、全くそんなこと無かった。3種類の中で1番好みの味だった。ダチョウうまいよダチョウ
以上で料理の紹介は終わりです
お会計時に店員さんから「8月は昆虫食フェアがあるので是非また来てください！」と聞いたので、次は虫をいっぱい食べにきたい！！！
(※5月に蛮族部で昆虫食を買い各自配信を行ったが、花曇&鮫島が食後に肌の痒みを訴えた為、今回は虫自粛)
普段なかなか食べる機会のないものが沢山食べられて楽しかったー！
やはり食材が特殊なのもあり、入荷の関係上注文できない品などもあったが、それ以上に食にエンターテインメントを提供してくれるゲテモノはとてもいいものであるお店で食べるものに関してはしっかり味が研究されたものが出てくるから安心だしね！
気になったものがひとつでもあったら、行ってみるのをオススメします！(※米とサーカスさんには普通の居酒屋メニューも存在します、ゲテモノダメな人もOKだよ！)
もう1件、気になっているお店がバーチャルKANAGAWAにあるので、次はそっちも行ってみたいな！という気持ちです
Vtuberゲテモノ部、発足！
次回もお楽しみに！
ゲテモノを食べに行った話 おしまい
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