おくむらりく

まだ映画監督になりたい人。趣味の映画とカメラ、政治経済学関連の本に関して批評的な記事を投稿します。価値観をだらだら綴ります。ゆるい日記も。

おくむらりく

まだ映画監督になりたい人。趣味の映画とカメラ、政治経済学関連の本に関して批評的な記事を投稿します。価値観をだらだら綴ります。ゆるい日記も。

マガジン

  • クラシックフォト追究の旅

    その時を映した写真を記録し、あの時の思考を綴る日記としています。

  • MIDREE

    • 5本

    コモンズの再建を目指して、趣味誌よりも洗練された記事を発信します!①Cinema ②Music ③Books ④Essayのジャンルで批評を展開します。

最近の記事

クラシックフォト追究の旅 #02

皆さんこんにちは、おくむらです。 お盆休みも明けまして、たるんだ気持ちを引き締め直したいところでしたが、私はコロナに感染してしまいました。未だのどに切り裂かれたような痛みが残っておりますが、遅ればせながらお盆の出来事を綴っていきます。 カメラ仲間欲しいですねカメラを手にした当時は、ここまで熱中する気概もなく、とにかく日常に新しい色が加わればいいなと考えていました。しかし、ハマってみればまあ泥沼でして、いろんな機材はどんどん集めていくんですが、肝心なカメラ仲間は全然つくれて

    • Essay: Z世代は終わりの世代

      私はZ世代やミレニアム世代という言葉が嫌いである。なんだか軽薄な雰囲気がつきまとっていて、馬鹿にされているような感じがあるからだ。ビジネスシーンで巧みに使用されていることも、Z世代はこういうものだという風なテンプレがつくられていることも腹立たしく思っている。今回は、その違和感を紐解いてみたい。 資本主義がもたらす市民のゾンビ化ゾンビという概念を生みだしたのは、映画監督のジョージ・A・ロメロである。初めてゾンビが登場した映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』(1968)は、

      • クラシックフォト追究の旅 #01

        クラシックフォトとは、ファッション性に富んでいて大衆が好きであろうという卑しい意図がこもった騙し絵ではなく、ソウルのこもったアーティストが撮影する本物の写真です。 その時を映す写真と、あの時の思考を綴る日記 この連載では写真の理論や手法を語るのではなく、あくまで私の価値観になぞらえて写真を紹介していきます。おそらく写真については深く語らないと思います。ブログの内容は、その時の考えや雑談が乗せられている気がします。目標もゴールもありませんし、かなり自由な日記のようなシリーズ

        • Essay:コモンズは再建できるか

          面白い人間の居場所せっかくの人生をよりよいものにするためには、よりよい関係を築くこと、これに尽きるかと思います。幸せは人とのコミュニケーション上でしか生まれないと思うのです。言葉を交わし、物を交換し、体験を共有するという、当然の営みです。ただしコミュニケーションには上下の質があります。質の高いコミュニケーションは、知的かつ文明的、そしてより人間的でないと行えないでしょう。それができる面白い仲間を、このブログでも集めたいのです。 インターネットによって、趣味という共通項で集ま

        マガジン

        • クラシックフォト追究の旅
          2本
        • MIDREE
          5本

        記事

          MIDREEの正体について

          リベラルアーツとしてのブログ このWeb Logには文化が蓄積され、それらは醸造されていくでしょう。 著者は資本主義イデオロギーに屈服することを嫌悪する者たちです。抗う者、抜け出す者、対応する者と、各々様々なやり方で過ごしていますので、様々な記事が提供されるでしょう。ここで問題視する資本主義イデオロギーとは、富が分かつ階級によって資本家のための社会が形成され、資本家以外の人びとを機械化する社会システムのことを指します。 私たちは生活時間を「労働時間」へと変容させられて生

          MIDREEの正体について