それでは一旦終幕!
⚠️この記事はオールナイトニッポン55周年記念公演あの夜を覚えてる、のネタバレが含まれています⚠️
ついさっきまであの夜を覚えてる、の同時視聴を見終えたばかりのタイミングに書き込んでいます。
ニッポン放送の社屋を全て借り切ってのリアルタイムで展開してくかなり大掛かりなお芝居でした。
どっちの回も見てた側として言えるのは配信が途切れがちだったという事よりもよくぞ手探りでカメラワークや次のシーンの切り替えの音が聞こえなくなるトラブル等と戦い切ってくれましたと賛辞を送りたい。
今まで観劇らしいお芝居というと劇団四季のむかしむかしゾウがきたとチャージマン研!位なのでストックがなさ過ぎて比較のしようがないです。
まさしく『ラジオだけが世界の全てだと思わないで』、という劇中の言葉が刺さります。
こだわりを捨てもっと周りを見渡せば色んな出会いや刺激があります。
一週目と千穐楽の2回分そのどちらも小ネタや仕掛けがふんだんに盛り込まれててラジオが本当に好きで良かったー、って思わずにいられない感情が湧き上がっています。
明日の23時59分まで視聴が可能なのでもし宜しければチェックしてみてください。
ただ言うのなら電話のやりとり、リアクションメールの存在意義、書き手から届け手になる苦悩、一ノ瀬さんのひたむきさ、黒髪の三四郎相田がかなりいい役者顔してます。
ラストはもうただただ泣けて良いもん見さしてもらった!という多幸感に包まれます。
この感じなら何かしらのドラマで菅田くんとも共演出来るはずよ(今週代打の松坂桃李くんのラジオも良かった。無理のない課金、むかきんとかね)
叶うのなら円盤化やスペースで仰ってた当時の番組構成スタッフの若い頃を描くやつもお願いします。
ここからは40が見えつつあるおじさんの一人語りになりますが、
テレビが砂嵐になる時間(今はそうではなくなったけれど)『深夜ラジオ』というコンテンツは人に寄り添う存在であり、それは今も変わりはありません。
それぞれの夜に朝にそれぞれのラジオ番組が電波を通じて音になり声になります。
俺の住んでるとこは田舎なので放送局が少なかったのでラジオが言葉を、音楽を連れてきてくれてたんだよなって。
深夜帯になると県を跨いで遠くの放送局が聴けたりしたものですよ。ABCラジオとかとても遠いやつとか。
時折混じるハングル語とか異国の言葉に戸惑いながらね。
小森まなみさんの優しい声が聴きたくてひたすらツマミをいじって夜更かしした文化放送。
今もなお最前線で駆け抜けていく西川貴教さんのオールナイトニッポンスーパー。
受験の時このままでいいのかなと進路で悩みつつ聴いたラジオ深夜便。
どんな時でもラジオはそこにあり、電池入れる奴からスマホに形を変えても生活の拠り所としてちゃんとあるものなんですよね。それには表に出てこないだけでこれだけの人たちが携わってるんだって。
そのありがたさと普遍性、温かさを再確認出来ました。本当に、本当にありがとう。
追記・リモコンでも同じ事が言えますが当分聴かなくなったとしたらコンセントを抜くか、電池は取り外しておきましょう。でないと痛い目に遭いますよ。
リハーサルを追ったPV。
まだきんぱっぱの頃のしゅーじまんが出てきます。
怒られるかもしれませんが髪黒い相田さんの方がもっと多方面から仕事増えますよきっと。精悍さと貫禄が出てくるから。