ライス🍚センター🍚梅干し-10
「その、惚気話だか自慢話だかよく分からない耳障りなものを悩み相談として、よくこの売れ残り前で必死に婚活パーティー巡りしているアラサー手前の偉大なる先輩に話してくれたよね。流石よね。流石過ぎて涙も溢れない。ただ、私の心は泣いているわ。お前の人生という臍の緒を、ここで断ち切れと内なる鬼が囁いているから」
親愛なる高校時代からのJ先輩が、私の頬を龍頭か何かと勘違いしているのか、掴んで捻って三周ぐらいさせようとするので、私は先輩の肩をタップし続けた。
「許して。これは私の意思じゃな