フランスの天候はグランドライン、筆者とアフリカンのおばちゃん
パリの天気は本当にイカれている。
まず日本の様に1日中雨が降っているなんて事はない。
1日の中で
晴れ
曇り
小雨
大雨
突風
が目まぐるしく変化しながら我々関西人に襲いかかってくる。
筆者はパリの天気ってどう?って聞かれた時にはグランドラインみたいな感じだよと言っている。
(ONE PIECE)
なので傘をさすと言う習慣がないのかもしれない。
そして皆、折りたたみ傘を常用していたり雨が降る日にはレインコートをアウターにして着て行っている。
晴れの日にはサングラスは必須アイテムだ。
フランスの日差しは本当にキツい。
この国に来てファッションとはそれぞれの国の日常生活から発展するものだとつくづく感じる。
ある日、もの凄い風のキツイ日だった。
筆者が信号待ちをしていたら隣にアフリカンのおばちゃん(坊主)が並んできた。
豹柄のコートに大きいサングラス。
どうやら関西人の様だ、ホッとした。
ふとおばちゃん(坊主)の頭を見ると風がキツいせいでタンポポが沢山付いていた。
春先の時期だった。
筆者の視線に気づいたおばちゃん(坊主)は髪の毛を触って一言、
「またゴミついてるやんけ!!」
とフランス語で言って立ち去って行った。
やはりあのおばちゃん(坊主)は関西人だったか、と同郷の方に出会って嬉しく思いながら帰宅した。
ふと鏡を見ると頭にはタンポポが付いていた。
おばちゃん(坊主)が払ったゴミ(タンポポ)が筆者の頭に付いていたのだ。
「おばちゃん(坊主)のゴミ(タンポポ)今度は俺についてるやんけ!!」
何を隠そう筆者も天パである。
この国ではクシは必須アイテムなのだ。
筆者(天パ)はすぐにAmazonでクシを注文した。
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