#213 JAPAN MARTIAL ARTS EXPOに行ってきた
JAPAN MARTIAL ARTS EXPOの観戦記noteです。
格闘技イベント「JAPAN MARTIAL ARTS EXPO」(2024年10月19日、横浜BUNTAI)に行ってきました。
JAPAN MARTIAL ARTS EXPOとは?
日本の格闘技文化を世界へ発信することで、多くの国の格闘技産業が発展していくことを願うプロジェクトに巌流島、QUINTET、K-1、RIZINが協力して開催されたものですが、はたして今後も継続的に開催されるのでしょうか?
雨後の筍のごとく、旗揚げしてはすぐ消滅した格闘技イベントを挙げたらきりがなく、TOPBRIGHTS、POUNDSTORM、MEGAなどなど。BLOW OUTのように主催者が破産してファイトマネーの未払いが起きなければいいのですが、大会実行委員に谷川貞治が名を連ねているだけに格闘技の歴史を知る人たちからするときな臭さは拭えず。
このイベントは、能登半島地震チャリティイベントを兼ねているとはいえ、ファイトマネーなどが発生しないはずはなく、テレビのチャリティ番組と同様に演者にはそれ相応のギャラが支払われているはず。
経費が余計にかさむ外国人選手をブラジル、南アフリカ、ルーマニアなどから呼んでいることもあって、収支に問題はなかったのか余計に邪推してしまいます。
ビジネスで失敗した人物が再起できる社会であるべきと頭では理解していても、感情がなかなか追いつかないのが現状です。
券売状況
券種はアリーナ指定席10,000円(税別)と自由席3,000円(税別)の2種。
谷川貞治大会実行委員曰く「皇治選手がいきなり1,000枚以上チケット買っちゃうんで、アリーナ席があっという間に完売。皇治軍団がまだまだチケット買うんで、アリーナ席を150~200増席します。」とのこと。
実際の客入りも良く見受けられたのですが、もし皇治の出場がなかったら、伝説の格闘技イベント「REAL」の二の舞になったのではと考えると、ぞっとします。
皇治軍団パワー恐るべし。
FEG体制復活!
イベントは谷川貞治を筆頭に旧K-1(FEG)体制の多くの面々が運営に携わっていて、同窓会的な懐かしさが垣間見え、勝負論や勝敗度外視のチャリティイベントとして、気楽に観戦することができました。
あとがき
今回はチケット代に釣り合わない豪華メンバーの共演に、合気道、忍者、古武道の演武など、ごった煮感満載なイベントでしたが、格闘技ファンには有意義な休日のひと時になってのではないでしょうか。