#25 東京ドームのエンタメ記録更新なるか!?
THE MATCH 2022の記者会見(4月7日)の感想のnoteです。
先日、6月19日に東京ドームで行われることが決定した“世紀の決戦”那須川天心vs.武尊のTHE MATCH 2022の記者会見が行われました。
その会見の席で、実行委員の榊原信行が「過去に東京ドームでやったいろいろなエンターテインメントの記録を全部抜く、そのつもりでやる」と発言し、どのような記録があるのか気になり、調べてみました。
東京ドームに関連するエンターテインメントの記録としては、最多公演ミュージシャン(グループ)、最多連続日数公演、最多動員数等があり、これらの中で、THE MATCH 2022の対象となるのは最多動員数とチケット料金が挙げられると思います。
最多動員数
東京ドームの最多動員数記録はK-1の74,500人です。
東京ドームの収容人数は55,000人(野球時 約43,500人)(出典:公式HP)であることから、記録更新は困難な状況です。
東京ドームがある東京都は、新型コロナウイルス感染症対策として、イベントの開催制限がありますが(4月24日まで)、感染防止安全計画を策定し、東京都の確認を受けた場合、「人数上限は収容定員までかつ収容率の上限を100%とすることができる」ので、過去のイベントと同一条件で開催できることが見込まれるので、どれだけのファンが詰めかけるのか楽しみです。
懸念として、新型コロナウイルス・オミクロン株の感染力をさらに上回る可能性がある新たな変異株「オミクロンXE」がイギリスで検出され、専門家は強い警戒感を示していることから、フルハウスで開催できるのか心配です。
チケット料金
THE MATCH 2022の一番高いチケット料金がVVIP1列席300万円であることから、最高値を更新することは確定しているので、対象を東京ドームに限定せず、国内外のチケット料金を調べてみました。
最高値は、海外ですが、フロイド・メイウェザーvs.マニー・パッキャオの7万5,000ドル(約900万円)です。
世界で最も高額なスポーツイベントとしても知られる、米プロフットボールNFLの王座決定戦スーパーボウルの観戦チケットは高騰傾向にあり、今年は最高値の席が3万3,950ドル(約390万円)、平均7,542ドル(約87万2,000円)と過去最高値を記録し、スタジアム周辺の駐車場も軒並み5,000ドル(約58万円)もすることが、日本でもワイドショーなどで取り上げられていたことが、記憶に新しいところです。
海外のチケット料金事情と比較すると、THE MATCH 2022の300万円は話題作りを込みとしても妥当または安くも感じられますが、国内のチケット料金の最高値が20~30万円なので、桁違いの料金設定であることが伺えます。
あとがき
THE MATCH 2022の放送・配信環境として、フジテレビでの地上波生放送(2時間を予定)、ABEMAでPPV完全ライブ配信(6時間~8時間)することが同記者会見で発表されましたが、PPV料金がいくらになるのも気になるところです。
ABEMAでライブ配信されたONE Xが3,600円、井上尚弥vs.アラン・ディパエンが3,156円であったことから、どれだけ安く見積もっても3,000円以上はしそうです。
コロナ禍による各種料金の高騰は致し方なく、チケット料金やPPV料金が安かった、支払っただけの値打ちがあったと思えるような熱戦に期待しています。
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