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コーヒー焙煎しています 6

前回のつづきです。

一時は、ネット販売しちゃう?
なんて息巻いていましたが、
意を決して、買ったカルディの焙煎機が
うまく扱えないという問題が
工程も、ざっくり温度も同じようにしているのに
まったく違うのです。

そもそもドラムのサイズも違いますし
すっかすかのなんちゃってドラム囲いより
しっかりした作りです。
扱いが違って当然なのですが、
正直、手詰まりでした。

すっかり意気消沈しちゃって、
焙煎する回数も減ってきました。

とはいえ、コーヒーがなくなれば
焙煎はしますし、自分好みの味でなくとも
普通だと思います。


ドラムからでるチャフ受け

自分は、このチャフ受けを取り外しています。
なぜならば、これがあると直火にならないじゃないか!
な~んて、それと、ここから火元をのぞけますから
炎の具合が見てとれます。

いままでが、アバウトですから、ここに開口部があっても
きにするほどではないかなと思ってたのですが、
あれだったら、耐熱ガラスの小さいやつを
アルミテープで固定して塞いだらいいのかもな~なんて、
思って、アマゾンで小さな耐熱ガラスを買いまして、
アルミテープで小窓を作りました。

すると、温度上昇の仕方が、なにか違うのです。
え?これだけで、違うの?
味もなにかが変化しています。
決して美味しいわけではないですが、
この変化により、いままで気になっていたことを
やろうと決心し、Extech HD755をどうにか接続するぞ!と
設定しました。いや~、ま~情報がない。
フォーラムでどうやら自分と同じ問題になっている人がいて、
解決策を書いてくださっていて、本当に助かりました。
よっしゃ~!次はカセットコンロ改造だ!
やり口は、カセットガスのレギュレーターから出ている
コンロまでの銅管をサンダーで切り、
シリコンチューブで水槽とかで使うエアーコックで
試しにやってみました。
思いっきり、ガスが漏れてます。
それはそうですよ。水槽のエアーコックって、
気密性なんてそこそこでいいはずなんですから。
ここはきっちり、T字コネクタを探し
どうにかこうにか、ガス圧データロガーできました!

T字型コネクタ

Extech HD755眠らせてすまんかった。
ついでに、いちいち、火元を覗き見るのはいやなので、
フレキシブルなアームのミラーを小窓のそばに設置して
いつでも、火元確認ができるようにしました。
そして、さらに!
自作焙煎機では、ドラムの回転を調節していたので、
電圧が変更できるスイッチング電源に変更しました。
なんというか、回転が速いんです。
自作焙煎機の時は、早めの回転であまりうまくいった試しがなく
ここもきにすべきポイントかと思いました。

そして、回転数をさげたことにより、
さらに変化がうまれ、むむっ!
近づきつきある! そう思いたい!というバッファもかかっている
とは思いますが、ともあれ、焙煎が楽しくなってきました!

ただ、弊害があります、
回転数が低すぎると、焼きムラがでやすいです。
さらに、あれだけやりたかったテストスプーンに
豆が入ってこない! え~~~!
何度かすれば、入ってくることもありますが、
実用的ではない。
これは、もしかすると、テストだテストだ!って
少量焙煎しかしてないからか?!
と思いましたが、ホッパーいっぱいに焙煎しても
同じでしたね。

ともあれ、ガス圧はデータロガーできるし、
しばらく、この状態で追及してみました。
ですが、微圧計がはいったことでわかったのですけれど、
カセットコンロのつまみで、微調整なんて
無理です。こんこんと軽くたたくように調整とかしようが、
ゆっくり回そうが、とにかく狙った圧力にいきません!

そんなさ中、いつも、はあ、チャフが…
チャフがドロップした豆と混入しているのが
なんとなく、クーラーの下へ落ちるように
かき混ぜれば、落ちはしますがたまにのこるよなああ!
というやつ!
おそらく、カルディのクーラーを使ってらっしゃる方は
これ嫌でしょう。おそらく。
サイクロンがあればいいんですよね。
サイクロンが! っと、あればなあ~!と
探ってたところ、サイクロンを自作されているものをみつけ!
うほっ、ダンパーつき!がっついてゲットしました。
どうやら、煙突の異形継手を加工して、
サイクロンを作られたみたいです。
そして、その効果たるや!
完璧です!チャフがドロップした豆に混入しません。
なんというストレスフリー!
そうです、自作焙煎をしていたときは、
なんちゃって、ダンパー操作してたので、
ありがたかったです。

どんどんアップグレードしているのに、
ガス圧を微調整ができなければ!できるようどうにかしないと!

ここが肝心ですね。
ですが、どんなに調べたって、カセットコンロの圧力を
微調整しようとする人なんていません。
後問題は、カセットコンロのガス導管なんて、ごく細ですよ
当然、チューブも細いです。
だれか、だれか!教えてくれ! 頼みの綱のgoogleさんが、
教えてくれません!

と、今回はここまでで。

次回は、チューブの規格とバルブに苦しみます。
どうにか解決しますけれど、
そういうことかいな!そういうことかいな!みたいな、
いやいや、知らないから!というチューブごときに翻弄されます。

そういえばですが、
カルディの熱電対つきのものを買われる方で、
Artizanに接続した際、豆温度と釜温度が逆で、難儀されて
どうにかArtizanの方の設定で変更されてる方が何件か見ましたが、
単純に、熱電対の差し口を逆にすれば、そのまま使えます。
ただ、デバイス(center306とかの)表示が大きく
表示されるチャンネルの数字がこっちじゃないんだよな~みたいになるかもですが、正直ほぼ、パソコンに数値がでるので、あちらは見ないかな
と思いますから、逆にする設定を調べるまでもないと思いましたけれど、
まあ、なんか気持ち悪いですよね。すいません。


話変わって、
お、おしゃれコーヒーツールというか
焙煎機もそうですけれど、
すごいのがあるんですね。

プロのバリスタやロースターも愛用しているこのアグトロンスケーは、コーヒーラバーの間で密かに人気を集めているのだとか!
こりゃ~、プロのための 業務用ってことなんでしょうかね。

なんだか、オーディオ趣味と同じ空気を感じてしまう。
いや、きっといいものなんでしょう。


な、な、なんだと!
すすすす、水分量が測れるの?!
凄い世界ですね。業務用ですよね、こうなると!
ですよね?!

どちらもアバウトもしくは勘でこなしていたものが、
数値化されるものですね。
俺の焙煎はどうなんだ?!ってのは、知りたくなるかも!
とても、おいそれと手を出せる値段でないですが!

ではでは、また。


※上記、カセットコンロの改造は、
自分は、もう何回も焙煎をしていて、問題はありませんでしたが、
こんな記事を書いておきながら大変申し訳ないですけれど、
改造は、自己責任でどうぞよろしくお願いします。


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