新米の季節は米で呑む!「ポルトガル風いかご飯+モーリョ・ヴェルデ(緑のソース)」
紋白蝶読者のみなさま、こんにちは。
さあ、新しい媒体での「ポルトガル食堂」が始まりました。店主変わらず看板も変わらず、いつもの雰囲気で、季節の料理(ポルトガルだったり、そうでなかったり)とそれに合うポルトガルワインをご用意します。レシピをつまみに、ちょっといい時間を過ごしていただければ。
そしていつの間にか9月。今年は夏の始まりが早かったから長いこと暑い日々でした。でも何事にも永遠はないもので、長かった夏もすでに後ろ姿を見せて去りつつある。さようなら2022年の夏、今年もマスクが暑かったよ。来年はもう、マスクしたくない(祈)。
さて、今月はお待ちかね、新米の季節なので、気軽に作れる米料理をご紹介します。ヨーロッパの西南端にあるポルトガルは、実はお米大好きな国。ヨーロッパで一番お米を食べます。しかも米料理のバリエーションも、炊き込み系におじや風、上面お焦げ仕上げ(薪窯やオーブンで焼くから)など、ただならぬ幅広さ。レストランのメニューブックを開くと、肉、魚の次に米、のカテゴリーがあるぐらい。
なかでも一番の特長は、それらが常にワインに合う味だということ。食卓にワインが欠かせない彼らのご飯ものは、常にお酒のおともになり得る。米料理で呑めるなんて、我々米ラバーには朗報でしかない。たっぷりの玉ねぎとにんにくでベースを作り、具と米を加えて鍋やフライパンで作る、ワインに合う味。今回は旬のするめいかを使って、米で呑みましょうぞ。
ごはんにかけると素晴らしく酒がすすむ、パンチの効いたハーブソースもご紹介します。では、パパッと作っていきましょう。
Menu do dia(本日のメニュー)
「ポルトガル風いかご飯+モーリョ・ヴェルデ(緑のソース)」
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