うまみとほろ苦さがぎゅっと凝縮「大人のさくさくスナック・ケールチップス」
紋白蝶読者のみなさま、こんにちは。
近所に、行きつけの小さなイタリアンレストランがあります。そこには野菜オタクのシェフがいて、お店に伺うと、いつも奥の厨房ででっかい身体を屈めて料理をしています。やがてオーダーされた料理の調理がひとしきり終わると、グラス片手にとびきりのにこにこ顔で現れる。そのシェフのやりきった表情がこれまたいいつまみになるという、キャラの濃いお店。そこで冬に食べた、大人のスナックのような野菜料理をご紹介します。
この料理はなにしろシンプル。おそらくこれまでご紹介してきたレシピの中でも、ぶっちぎり優勝クラスのシンプルさです。その証拠に材料写真をご覧ください。気持ち良いほどに素材だけです。
その野菜とは、最近よく見かけるようになってきたケール。キャベツの野生種、つまり祖先みたいなもので、結球しない(球にならない)キャベツ。葉キャベツという呼び方もされます。今回の料理は、そのキャベツが持つアブラナ科特有のうまみの濃さを最大限に活かした料理。いまでも、初めてお店のカウンターでこれを食べたときのお皿の様子をはっきりと覚えています。ほかの大事なことはさっぱり覚えていないのに。
では、パパッと作っていきましょう。
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「大人のスナック・ケールチップス」
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