寝た子を起こす
こんにちは MonqooMe(もんくーみー)の瀧島葉月です♪
先日職場の仲間と佐野厄除け大師へ初詣兼、厄除けへ出掛けて来ました!
今年は本厄。気を引き締め、心身ともに健やかに過ごしていきたいです。
さて今回は日本の性教育の現状について書いていきたいと思います。
前回の記事の終わりに皆さんがどの様な性教育を学んだか思い出してください。と書きましたがいかがでしょうか?
・小学校で男女に分かれて身体の違いについて学んだ。
・女子だけ集められて月経の話を聞いた。
・性の話は聞いたけどザワザワしただけで内容までは覚えてない。
大体の方がこのような感じではないですか?
そんな私もなんだかソワソワと話半分で授業を受けた記憶があります(笑
では最近の性教育事情はどうなのかと言うと、タイトルの『寝た子を起こす』
寝た子を起こすとは、せっかく収まった物事に余計な言動をして、再び問題を起こすことのたとえ。また、潜んでいる欲望をあおって刺激を与えることのたとえ。
ようは、まだ無知な子供に性的刺激を与え、性行動を早める必要がない。という国の判断のもと制限がされているということ。
正しい男女交際を指導する目的で敗戦直後から始まり、1992年に流行したAIDS(エイズ)が社会問題となったことにより、小学校6年生から3年生で学ぶまでに本格化した日本の性教育もこれにより2000年代に性教育後退となりました。
性的接触って?
大きく変わったのが『ことば』です。
現在、都教育委員会が定める性教育の手引きでは中学生の発育段階に相応しくないとの理由で、
『セックス』『性交』『避妊』『人工妊娠中絶』
という言葉が姿を消し、勿論のことこれらを使用した授業も禁止されています。
そして代わりに登場したのが『性的接触』です。
保健体育の教科書では『性的接触は避けましょう』と伝えることが主で、具体的な避妊方法などについては述べていません。
そのかわりとして子供達の情報源となるのがインターネットです。
子供でもよく利用するSNSやYouTubeなどのサイトでも性的情報に簡単にアクセスできます。
そこから間違った知識を吸収してしまう事で性犯罪を始め、リスクのある男女関係に発展してしまう悪循環となるのです。
事実、学生向けにアンケートを実施した結果
・膣外に射精すれば妊娠しない。
・生理中や安全日なら妊娠しない。
など不正確な回答が目立ち、正解率は3割程度しか無かったという結果も出ています。
また10代での人工妊娠中絶が1日あたり約53人にのぼっており、深刻な社会問題といえる状況なのです。
それでも刑法では『性行為に同意する能力がある』と見なされる年齢(性的同意年齢)は13歳とされている事に違和感しかないですね。
家庭での性教育を考える。
ここまで日本の性教育の現状をザックリお話しましたがいかがでしょうか?
これからは家庭教育が重要となります。
とは言え我が家も親から性教育を学んだことはありません(笑
どこのご家庭も性的な話は隠す傾向が多いのではないでしょうか?
次回は、性教育との関わり方について書いていきます。
知るという財産☆
では また。
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