みんな違ってみんないいのか? 読書記録

共同作業によって、正しさを作っていく

日本では、正しさは人それぞれという風潮が、政治や歌謡曲などを中心に広まった。多様性を尊重するようで、個々人を連帯から遠ざけて国家にとって支配しやすいバラバラの存在に留めておく都合の良いものであった。

正しさは、個々人が勝手に決めてよいものではなく、それに関わる他者が合意してはじめて正しさになる。

人それぞれと言って十分に話し合う努力をしないでいると、社会は分断されてしまう。

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