オネーギン

バレエ。

深夜にBSでやっていたのをたまたま観た。作業部屋で作業をしている最中、

居間から聞こえてくる音楽につい引き寄せられて見てしまった。(さすがチャイコフスキー)

寝ないといけない時間だったので、録画をして床についたが

後日消えていてショック。結局ほとんど見れていない。

あとで筋書きが気になり、ネットで調べてみたら、ささった。

オネーギンとタチアーナのすれ違い。プライド高いオネーギンのあほさと後悔と。

そして最後のタチアーナの"過去は還らない"という決意。

少しのタイミングの違いで、大切なものを見過ごしてしまう、すててしまうということがあるのだ。

そして、そのとき失ったものは、今取り戻そうとしても、もはや過去のそれとはまったく違うものなのだ。

タチアーナが、それに気づき、過去に還らず、決別を選ぶところがすごい。強い。
この女性は、大人になったのだと思う。オネーギンを遥かに置き去りにして。

失った過去に溺れて、今を捨ててはいけないのだ。


にわかな知識で感動してしまったので、あとでちゃんとバレエ全部見なければ・・・

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