コロナでしばらく海外旅行は行けないだろうな…と思ってぐったりしている。 唯一の働くモチベーションだった旅行が制限され、これから私は何を楽しみにして働けばいいの? 心の中だけでも旅行気分に浸るために、数年前に行ったタイの旅行記を書いてみることにした。 旅程※詰め込みハードスケジュール。帰国後疲労で発熱した。 1日目:✈️日本→バンコク 2日目:ウィークエンド・マーケット→寺院巡り→鉄道市場 3日目:水上マーケット→寺院巡り→カリプソ・キャバレー 4日目:アユタヤ観光
大学時代、私は陸上をやっていた。 陸上をやることを専門に部員を集めたような私立の強豪校では無かったが、みんな陸上を真剣にやりたいという気持ちのメンバーが集まった集団だった。 陸上自体は高校から始めた。地区予選どまりで(そもそもインターハイなどを目指したこともなかった)、速い選手ではなかったが、ただ走るのが好きで、単純にタイムを更新するのが快感で、さらに言えばタイムが縮むとコーチやメンバーが喜んだり褒めてくれるのが嬉しくて誇らしくて、私は迷いなく大学でも陸上を続けることを選
今日見た夢の話をしよう。 夢の中で、私は夢から目を覚ました。 ここは、どこだろう。 どうやら旅館の一室で私は眠っていたらしい。 外へ出ると、強い日射しで辺り一面、影もできないほど白く照らされていた。 旅館の中は薄暗かったから、真昼間だとは思わなかった。 ひどくまぶしく、暑かった。じっとりと汗をかくのを感じる。 波の音が聞こえる。海のある町らしい。 なんの根拠もなく、ここは伊豆だと私には分かった。 人は1人も歩いていない。車も通らない。 道の端に、2階建の古
高校のとき、ハマった。 たしか、歌手の卵を探そうみたいな番組を深夜にやっていて、その時に出てきた出場者が倉橋ヨエコさんの歌を歌っていて、それをたまたま見たのが出会い。 その出場者は、「雨宿り」を歌ってて、その歌詞のネガティブさと、言葉選びの面白さと、メロディの迫力に衝撃を受けた。「♪漂白剤を眺めてた〜」めっちゃ面白いやん…と思った。激しく印象に残った。 自己嫌悪と恨みつらみと報われなさと惨めさを地獄の釜で煮詰めたような歌詞なんだけど、それでもどこかポップというか、遊び心
※ネタバレ有の感想になります。 またすごい作品に出会ってしまった。 綺麗な話ではなくて、ドロドロしてて、生臭い匂いがするような話なんだけど、 どんどん引き込まれて、夢中になってしまった。 受け付けない人もいるだろうけど、ハマる人にとっては最高の作品になると思うので、是非色んな人にオススメしたい… 世の中や人間の汚さが描かれてはいるけれど、善悪や綺麗事でひとまとめにして片付けないような包容力がある作品。(ただしハラセはクソ) 主人公のアキミアが、最初は主人公とは分から
春がきた。 暑さに強いわりに寒さにめっぽう弱いので、 私は冬が苦手だ。そして、夏をこよなく愛している。 ああ、夏。賑やかで、騒がしく、そして、どこか懐かしい季節。 夏。1年に数ヶ月だけ会える私の恋人。 しかし今日は、夏について書きたいわけではなかった。 今年の春についてだ。 何を言っているか分からないと思うが、今年の春は、私にとって体感的に10年ぶりの春という感じがする。 勿論、私は毎年春を経験している。 重い花粉症から始まり、暖かいんだか寒いんだか分からな
この映画を観たら、Queenを、フレディを好きにならずにはいられない。 今まで、Queenの存在は知っていて、何曲か耳にしたことはあった。Don't stop me nowなどはお気に入りの曲の一つだった。 映画を観て、多くの曲を知り、バンドの歩んできた道を知り(事実に忠実かどうかは別として)、ライブを疑似体験することによって、すっかりファンになってしまった。 まず曲のすばらしさ。魅力。 バンドのメンバー4人全員が作曲できることによる、レパートリーの幅広さ。様々なテイ
・「ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第二番」 ピアノ:辻井信之 BBCProms? この人の音色は、なぜこんなに優しく、多彩で、豊かなのだろうか。 ピアノを、音楽を、愛し、楽しんでいる。 純粋で、そしてどこか悟りの境地に至ったような印象を受ける。 ・「ボロディン イーゴリ公より 韃靼人の踊り」 指揮:サイモン・ラトル ベルリンフィル 完成された美しい音色。夢のように美しく、うっとりする。 繊細さと、迫力と、包み込まれるような感覚。 曲調はノスタ
唐突に見たくなって、見返した。 すごい。涙出る。 1つ1つの動き、要素に魂・気迫がこもっていて、恐ろしいほど美しい。 全てが流れを構築している。ジャンプさえも表現の一部。 彼女の伝えたいこと、やりたいスケーティングというのが心の奥底まで響いてくる。訴えかけてくる。 全てが完璧な流れ、タイミング、動き。 そして、それは偶然ではなく、明確な彼女の意思・精神によってつくりだされている。 こんなスケーティングができるのは彼女しかいない。これは、彼女でなければ滑れなかったプロ
バレエ。 深夜にBSでやっていたのをたまたま観た。作業部屋で作業をしている最中、 居間から聞こえてくる音楽につい引き寄せられて見てしまった。(さすがチャイコフスキー) 寝ないといけない時間だったので、録画をして床についたが 後日消えていてショック。結局ほとんど見れていない。 あとで筋書きが気になり、ネットで調べてみたら、ささった。 オネーギンとタチアーナのすれ違い。プライド高いオネーギンのあほさと後悔と。 そして最後のタチアーナの"過去は還らない"という決意。
YouTubeの再生リストに紛れ込んでいた「くるり」 初めて聞いた曲は「琥珀色の街、上海蟹の朝」 優しくて悲しい、穏やかな、世界の終末を連想させる メロディ、歌詞、PVにやられてしまった。 次は、「その線は水平線」 深く染みわたり、癒される。 ”働いた分だけ、陽の光あびればいい"という歌詞。 優しい。救われる。 そして「Liberty&Gravity」 1日10回くらいリピートして聴いてしまう日もあった。 変態曲。ありえない変調。奇妙さが癖になる。 何を
映像、音楽、とてもおしゃれ。 夢を共に追いかけた二人が、 結局別の道を歩んだけれど、 その後もずっと深いところで共感し、理解し、尊敬し、 愛しているというのが、とても純粋で美しかった。 そして切ない。 2回映画館に足を運び、DVDも買ってしまった。
今の自分にすごくささった本。 自分の人生だから、自分のやりたいことを成し遂げよう。 どんなことでもいい。 「やりたいこと」が、その人のアイデンティティである。 時間の価値と、やりたいことをやる勇気、やりたいことをやる 現実的な方法論について知ることができる。 今まで、私はやりたいことを自分で潰してきた気がする。 ーやって何の為になるのか ーやったって、どうせ自己満足。何も変わらない。 ーやりたいことより、やらなきゃいけないことがある いつからだろう。色々な
なんでこんなにも新しい世界観を表現できるのだろう。 すごくワクワクした。 しかも、この現代において、この映画の世界はSFではなく、 ありえる話、実現可能な世界なのだと気づいて余計にドキドキした。 様々なアニメや映画、ポップカルチャーへのオマージュが至る所に取り入れられていて、幅の広さに脱帽。 ストーリーは少しツッコミどころもあるけれど、 全体的にハッピーエンドでよい。
twitterに流れてきた宣伝広告で知ったのがきっかけ。 天涯孤独の少女と、その魂と身体を狙う悪魔のお話。 少女と悪魔の心の機微の描き方がすばらしい。(画力含め) 絶対に相容れないことをお互いに理解しているという悲しみと、 それでもお互いに惹かれあっているという純粋さ、切なさ。 少女と悪魔が、どちらも応援したくなるキャラクターでほんと大好き。 シリアスかと思いきや、ギャグ要素もあって、楽しめる。 画力、心理描写、話の構成力に優れた作者さん。 ヤングアニマルで連