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宮城あるいは東北にアーツカウンシルは必要か

2021年12月に仙台市市民文化事業団の助成金を活用して実施した「宮城あるいは東北にアーツカウンシルは必要かどうかみんなで考える時間」の全3回に渡るディスカッションのアーカイブを掲載する。会場は仙台フォーラス7回にあるevenにて行った。

文化・芸術に関わる市民による取り組みを支援する組織としてアーツカウンシルが全国に広がっている。より豊かで文化的な生活を送るためにアーツカウンシルができることとは? そもそもアーツカウンシルとは? 宮城・東北の視点から、ゲストと聞き手と参加者がいっしょになって考えた。結論には至らなかったが、とりあえず議論する第一歩として有益な時間となった。
私としては国や県など行政からの予算の受け皿となるような形で事業を展開するより、予算をかけずに足元からできることを地道にやっていくスタイルを好むため、まずは自分がどう動くかを考えたい。

当日参加できなかった方はぜひアーカイブをご覧いただきたい。

第1回ゲスト
佐藤李青(さとうりせい)
アーツカウンシル東京 プログラムオフィサー
1982年宮城県塩釜市生まれ。国際基督教大学卒業。東京大学大学院人文社会系研究科(文化資源学)修士課程修了、同博士課程満期退学。企業メセナ協議会インターン、文化資源学公開講座「市民社会再生」運営委員会事務局、小金井市芸術文化振興計画策定の小金井市と東京大学の共同研究グループなどを経験。小金井アートフル・アクション!実行委員会事務局長として運営組織と活動拠点(小金井アートスポット シャトー2F)の立ち上げを経て、2011年6月より現職。東京アートポイント計画、Tokyo Art Research Labに加え、Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)を立ち上げから事業終了まで担当(2011-2020)。ジャーナル『東北の風景をきく FIELD RECORDING』編集長(2017-2020)。

第2回ゲスト
戸舘正史(とだてまさふみ)
愛媛大学社会共創学部地域資源マネジメント学科助教/松山ブンカ・ラボディレクター
静岡県袋井市月見の里学遊館・企画スタッフ(2007‐2012)、アーツカウンシル東京・調査員(2012‐2014)、群馬県前橋市アーツ前橋・教育普及担当学芸員(2014-2015)、一般財団法人地域創造・芸術環境部専門職(2015‐2018)、2018年6月より現職。東京都港区文化芸術ホール参与、都民芸術フェスティバル(音楽部門)外部評価員、東京都港区文化芸術活動サポート事業調査員等を務める。日本文化政策学会会員。共著に『芸術と環境』(論創社、2012)。専門は文化政策、アートマネジメント、教育普及(芸術)、公立文化施設運営、労音研究等。

第3回ゲスト
千田祥子(ちだしょうこ)
コーヒーと旅と本主宰
仙台市出身。山形大学教育学部音楽文化コース卒業。2001〜2012年米沢・伝国の杜置賜文化ホールで自主事業の企画を担当。現在は、(公財)音楽の力による復興センター・東北コーディネーターとして、岩手・宮城・福島各地へ出向くほか、"コーヒーと旅と本"を主宰し、宮城・山形で「WONDERING TRAVEL TOUR」(2014〜) を、宮城県美術館公演会ミュージアムコンサート「museum musium〜美術館で耳を済まそう」(2018,2019)を制作。仙台藩発祥の太鼓系鹿踊りを、再び仙台のまちにと、2017年大崎八幡宮御鎮座四百壱拾年記念奉祝祭における、奥州市江刺・金津流石関獅子躍の奉納実現にも携わる。




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